登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問40
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問題
登録販売者試験 平成27年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
内服アレルギー用薬として用いられる漢方処方製剤に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。使用する人の( a )と症状にあわせて漢方処方が選択されることが重要である。( b )の症状を主とする人に適すとされるものとして、十味敗毒湯、消風散、当帰飲子等が、( c )の症状を主とする人に適すとされるものとして、葛根湯加川芎辛夷、 小青竜湯、辛夷清肺湯等がある。
- a 年齢 b 皮膚 c 鼻
- a 年齢 b 皮膚 c 目
- a 年齢 b 鼻 c 皮膚
- a 体質 b 皮膚 c 鼻
- a 体質 b 鼻 c 皮膚
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この過去問の解説 (3件)
01
a:漢方では独自の理論に基づいて体質を診断しています。年齢はあまり問題にしていません。
b:十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)・消風散(しょうふうさん)・当帰飲子(とうきいんし)はいずれも皮膚疾患向けの内服漢方薬です。
c:葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)・辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)はいずれも鼻症状の緩和に用いられる内服漢方薬です。特に辛夷清肺湯は慢性の症状に用いられています。
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02
( b:皮膚 )の症状を主とする人に適すとされるものとして、十味敗毒湯、消風散、当帰飲子等があります。
( c :鼻)の症状を主とする人に適すとされるものとして、葛根湯加川芎辛夷、 小青竜湯、辛夷清肺湯等があります。
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03
漢方処方製剤は使う人の体質や症状を虚実、陰陽、気血水など独自の病態認識により分類し、決められます。
十味敗毒湯、消風散、当帰飲子などは皮膚科領域で使用されます。
葛根湯加川芎辛夷、 小青竜湯、辛夷清肺湯などは鼻の症状などに使用されます。
漢方処方製剤は副作用が少ないイメージがありますが、長期に使用する場合が多く、その間、症状の変化や間質性肺炎や肝機能障害などの重篤な副作用に注意することが必要です。
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