登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問41

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問題

登録販売者試験 平成27年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された鼻炎用内服薬とパーキンソン病治療薬セレギリン塩酸塩との併用を避ける理由として、正しいものはどれか。
  • プソイドエフェドリンの効果が消失する。
  • プソイドエフェドリンの副作用が現れやすくなる。
  • セレギリン塩酸塩の効果が消失する。
  • セレギリン塩酸塩の副作用が現れやすくなる。

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この過去問の解説 (3件)

01

プソイドエフェドリン塩酸塩に関する問題

プソイドエフェドリン塩酸塩は交感神経を刺激して、末梢血管を収縮させて、鼻づまりの改善に用いられるアドレナリン作動成分です。

セレギリン塩酸塩と併用すると、セレギリンの効果が低下することがありますが、それはプソイドエフェドリン塩酸塩の交感神経刺激作用が増強されるためとされています。

そしてプソイドエフェドリン塩酸塩の副作用である不眠や神経過敏などの症状が起こりやすくなるために、これらの成分の併用は避ける必要があります。

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02

プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された鼻炎用内服薬とパーキンソン病治療薬セレギリン塩酸塩を併用すると、プソイドエフェドリンの副作用(血圧を上昇するおそれ)が現れやすくなるため、併用を避ける必要があります。

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03

解答:2

プソイドエフェドリン塩酸塩はアドレナリン作動成分で、鼻づまりなどの症状を改善する作用があります。

セレギリン塩酸塩などモノアミン酸化酵素阻害剤で治療を受けている人が、プソイドエフェドリン塩酸塩を併用するとプソイドエフェドリン塩酸塩の代謝が阻害され、交感神経刺激作用が増強し、血圧上昇などの副作用が現れやすくなるため、医師に相談するなど注意が必要です。

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