登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問50

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問題

登録販売者試験 平成27年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問50 (訂正依頼・報告はこちら)

ニコチンを含む禁煙補助剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。


a  ニコチンは交感神経を抑制する作用を示し、アドレナリン作動成分が配合された医薬品との併用により、その作用を減弱させるおそれがある。

b  脳梗塞、脳出血等の急性期脳血管障害、重い心臓病等の基礎疾患がある人では、循環器系に重大な悪影響を及ぼすおそれがある。

c  妊婦又は妊娠していると思われる女性、母乳を与える女性では、摂取されたニコチンにより胎児又は乳児に影響が生じるおそれがある。

d  うつ病と診断されたことのある人でも、禁煙時の離脱症状により、うつ症状を悪化させることがないため、使用を避ける必要はない。
  • a 誤   b 正   c 正   d 誤
  • a 正   b 正   c 誤   d 正
  • a 正   b 誤   c 正   d 誤
  • a 誤   b 正   c 誤   d 正
  • a 正   b 誤   c 正   d 正

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この過去問の解説 (3件)

01

a 誤:ニコチンは交感神経を刺激する作用を示し、アドレナリン作動成分が配合された医薬品との併用により、その作用を増強させるおそれがあります。

b 正:禁煙補助薬は、脳梗塞、脳出血等の急性期脳血管障害、重い心臓病等の基礎疾患がある人では、循環器系に重大な悪影響を及ぼすおそれがあります。

c 正:妊婦又は妊娠していると思われる女性、母乳を与える女性では、摂取されたニコチンにより胎児又は乳児に影響が生じるおそれがあります。

d 誤:うつ病と診断されたことのある人は、禁煙時の離脱症状により、うつ症状を悪化させることがあるため、使用を避ける必要があります。

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02

ニコチンを含む禁煙補助剤に関する問題
aー誤:ニコチンは交感神経系を興奮させる作用を示し、アドレナリン作動成分が配合された医薬品(鎮咳去痰薬・鼻炎用薬など)と併用するとその作用を増強させるおそれがあります。

bー正:脳梗塞・脳出血等の急性期脳血管障害、重い心臓病等の基礎疾患がある人では、循環器系に重大な悪影響を及ぼすおそれがあるため、ニコチンを含む禁煙補助剤の使用を避ける必要があります。

cー正:妊婦又は妊娠していると思われる女性、母乳を与える女性では、摂取されたニコチンにより胎児又は乳児に影響が生じるおそれがあるため、ニコチンを含む禁煙補助剤の使用を避ける必要があります。

dー誤:うつ病と診断されたことのある人では、禁煙時の離脱症状により、うつ症状を悪化させることがあるため、ニコチンを含む禁煙補助剤の使用を避ける必要があります。


参考になった数4

03

正解:1

ニコチンを含む禁煙補助剤に関する正誤問題

a 誤:ニコチンは交感神経を興奮させる作用を示し、メチルエフェドリン塩酸塩などのアドレナリン作動成分と併用すると、その作用が増強する危険があります。

b 正:問題文の通りです。

c 正:問題文の通りです。

d 誤:うつ病と診断されたことのある人は、ニコチン離脱症状を軽減するニコチン置換療法(禁煙補助剤)でもうつ症状を悪化させることがあります。

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