登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
医薬品の適正使用と安全対策 問109

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問題

登録販売者試験 平成27年度(地域1) 医薬品の適正使用と安全対策 問109 (訂正依頼・報告はこちら)

使用上の注意において、偽アルドステロン症を生じるおそれがあるため、「 長期間の連用をしないこと 」とする記載のある一般用医薬品の成分・薬効群として正しいものはどれか。
  • ビサコジル等の刺激性瀉下成分が配合された瀉下剤
  • スクラルファートが配合された胃腸薬
  • グリチルリチン酸二カリウムを含む成分が配合された外用痔疾用薬
  • イブプロフェンが配合された解熱鎮痛薬

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この過去問の解説 (3件)

01

副作用として、偽アルドステロン症を引き起こすおそれがあるのは3のグリチルリチン酸二カリウムです。この他にカンゾウも副作用として、偽アルドステロン症を起こす可能性があります。

参考になった数15

02

解答:3

1.誤
ビサコジルは大量に服用することのないようにします。

2.誤
スクラルファートはアルミニウムを含むため、透析を受けている人は使用を避けます。

3.正
偽アルドステロン症は手足のだるさやしびれ、筋肉痛などが現れ、徐々に強くなっていきます。グリチルリチンを含む医薬品などによって引き起こされるおそれがあります。

4.誤
イブプロフェンは15歳未満の小児にはいかなる場合でも使用しません。

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03

正しいものは3です。選択肢のとおりです。

他の選択肢については以下のとおりです。

1.誤りです。

ビサコジル等の刺激性瀉下成分が配合された瀉下剤は、

腸管粘膜への刺激が大きくなり、腸管粘膜に炎症を

生じるおそれがあるため、

使用上の注意として「大量に使用(服用)しないこと」の記載があります。

2.誤りです。

スクラルファートが配合された胃腸薬も

「長期間の連用をしないこと 」とする記載のある一般用医薬品ですが、

理由が異なります。

長期連用により、アルミニウム脳症、

アルミニウム骨症を生じるおそれがあるためです。

4.誤りです。

イブプロフェンが配合されている解熱鎮痛剤では、

ぜんそくを起こしたことのある人が服用すると

アスピリン喘息をおこすおそれがあります。

また「15歳未満の小児は使用しないこと」とされているものでもあります。

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