登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
医薬品の適正使用と安全対策 問110
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問題
登録販売者試験 平成27年度(地域1) 医薬品の適正使用と安全対策 問110 (訂正依頼・報告はこちら)
薬剤師・登録販売者に「相談することとされている人」と「 主な成分・薬効群 」との組み合わせについて、誤っているものはどれか。
※ 厚生労働省による「試験問題作成に関する手引き(平成30年3月)」の改正により、「かぜ薬」「鎮咳去痰薬」「内服アレルギー用薬」の項からリゾチーム塩酸塩が削除されました。尚、乳児がリゾチーム塩酸塩を初めて服用した場合の記述も削除されました。
この設問は、平成27年度に出題された設問となります。
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この設問は、平成27年度に出題された設問となります。
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- [ 相談することとされている人 ] 妊婦又は妊娠していると思われる人 ・・・ [ 主な成分・薬効群 ] コデインリン酸塩
- [ 相談することとされている人 ] 授乳中の人 ・・・・・・・・・・・・・・ [ 主な成分・薬効群 ] グリセリン配合浣腸薬
- [ 相談することとされている人 ] 乳児 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ [ 主な成分・薬効群 ] リゾチーム塩酸塩
- [ 相談することとされている人 ] 高齢者 ・・・・・・・・・・・・・・・・ [ 主な成分・薬効群 ] 鼻炎用内服薬
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この過去問の解説 (3件)
01
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02
1.正
母乳移行により、乳児にモルヒネ中毒が生じる可能性があります。
2.誤
グリセリンは排便直後に急激な血圧低下がみられることがあるため、心臓病の診断を受けた人は相談する必要があります。
3.正
他に、リゾチーム塩酸塩は鶏卵アレルギーの人には使用できません。
4.正
鼻炎用内服薬に配合されている抗コリン作用のある成分は、眼圧上昇や前立腺肥大を悪化させるおそれがあります。
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03
誤りは2です。
授乳中の人は相談することに挙げられている薬効群は、
かぜ薬・解熱鎮痛薬・陳外去痰薬・鼻炎用内服薬・
アレルギー用薬・眠気防止薬・乗り物酔い防止薬・
胃腸鎮痛鎮痙薬・外用痔疾用薬・止瀉薬・婦人薬で、
これらの薬の中には乳汁中に移行される成分があり、
乳児に影響を与える可能性があるものもあります。
グリセリン配合浣腸薬は、流産・早産の誘発の危険性から
「妊婦又は妊娠している人は相談すること」となっている薬です。
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