登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問32

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問題

登録販売者試験 平成29年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問32 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の有効成分の吸収に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 有効成分が皮膚から浸透して体内の組織で作用する医薬品の場合は、浸透する量は皮膚の状態、傷の有無やその程度などによって影響を受ける。

b 一般に、消化管からの吸収は、消化管が積極的に医薬品成分を取り込む現象である。

c 錠剤、カプセル剤等の固形剤の場合、錠剤等が消化管内で崩壊して、有効成分が溶け出さなければならず、小腸で有効成分が溶出するものが大部分である。

d 内服薬の中には、服用後の作用を持続させるため、有効成分がゆっくりと溶出するように作られているものもある。
  • ( a )正 ( b )誤 ( c )正 ( d )誤
  • ( a )正 ( b )正 ( c )誤 ( d )誤
  • ( a )誤 ( b )誤 ( c )正 ( d )正
  • ( a )誤 ( b )正 ( c )正 ( d )誤
  • ( a )正 ( b )誤 ( c )誤 ( d )正

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この過去問の解説 (2件)

01

答:5

a:正  例えば、加齢等により皮膚のみずみずしさが低下すると、有効成分が浸潤・拡散しにくくなります。

b:誤  一般に、消化管からの吸収は、消化管が積極的に医薬品成分を取り込むのではなく、濃度の高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象です。

c:誤  小腸ではなく、胃で有効成分が溶出するものが大部分です。

d:正  徐放性製剤といいます。

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02

正解:5 正 誤 誤 正

医薬品の有効成分の吸収に関する正誤問題

a 正:問題文の通りです。

b 誤:消化管からの吸収は、濃度が高い方から低い方に流れる受動的な輸送になっています。

c 誤:腸溶性製剤などを除いて、一般に固形剤の有効成分は胃で溶出されるものがほとんどです。

d 正:問題文の通りです。徐放性製剤に関する記述です。

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