登録販売者の過去問
平成29年度（東京都）
主な医薬品とその作用 問88
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問題
登録販売者試験 平成29年度（東京都） 主な医薬品とその作用 問88 （訂正依頼・報告はこちら）
殺菌消毒薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a ヨードチンキは、ヨウ素及びヨウ化カリウムをエタノールに溶解させたもので、皮膚刺激性が弱く、粘膜や目の周りの消毒に用いることができる。
b ベンザルコニウム塩化物は、陽性界面活性成分であり、石鹸との混合によって殺菌消毒効果が低下する。
c クロルヘキシジングルコン酸塩は、一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示す。
a ヨードチンキは、ヨウ素及びヨウ化カリウムをエタノールに溶解させたもので、皮膚刺激性が弱く、粘膜や目の周りの消毒に用いることができる。
b ベンザルコニウム塩化物は、陽性界面活性成分であり、石鹸との混合によって殺菌消毒効果が低下する。
c クロルヘキシジングルコン酸塩は、一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示す。
- （ a ）正 （ b ）正 （ c ）正
- （ a ）正 （ b ）正 （ c ）誤
- （ a ）正 （ b ）誤 （ c ）正
- （ a ）誤 （ b ）誤 （ c ）誤
- （ a ）誤 （ b ）正 （ c ）正
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この過去問の解説 （3件）
01
ｂ ｃともに正しいです。
点眼薬の防腐剤としても使用されているベンザルコニウム塩化物は、陽性界面活性成分です。
クロルヘキシジングルコン酸は消毒薬ですが、ウイルス・結核菌への消毒作用はありません。
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02
a.誤
ヨードチンキは皮膚刺激性が強いので、目の周囲や粘膜への使用に適していません。
b.正
ベンザルコニウム塩化物は防腐剤としての役割もあり、点鼻薬などにも使用されています。
c.正
クロルヘキシジングルコン酸塩は一般的な細菌類などに対しては幅広く殺菌作用を示しますが、結核菌やウイルスに対しては効果がありません。
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03
a 誤
ヨードチンキは、皮膚刺激性が強いです。
粘膜や目の周り、化膿部位には使用しないこととされています。
また、一般細菌類、真菌類、ウイルスにも有効です。
b 正
使用する際は、石鹸を十分に洗い流してから使用します。
また、結核菌やウイルスには無効です。
c 正
結核菌やウイルスには無効です。
また、口腔内に使用される場合、まれにアナフィラキシーショックやアナフィラキシー様の全身性となる重篤な副作用が生じることがあります。
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