登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問102

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問題

登録販売者試験 平成29年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問102 (訂正依頼・報告はこちら)

一般用医薬品の添付文書等の使用上の注意に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 「してはいけないこと」の項目には、守らないと症状が悪化する事項、副作用又は事故等が起こりやすくなる事項について記載されている。

b 医師又は歯科医師の治療を受けている人は、自己判断で一般用医薬品が使用されると、治療の妨げとなることがあるため、添付文書等の「 相談すること」の項目には、「 医師( 又は歯科医師 )の治療を受けている人 」等として記載されている。

c 重篤な副作用としてショック( アナフィラキシー )等が掲げられている医薬品では、「 本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人は注意して使用すること 」と記載されている。

d 小児が使用した場合に特異的な有害作用のおそれがある成分を含有する医薬品では、通常、「 相談すること 」の項目に「 6歳未満の小児 」等として記載されている。
  • ( a )正 ( b )誤 ( c )正 ( d )誤
  • ( a )正 ( b )正 ( c )誤 ( d )誤
  • ( a )誤 ( b )正 ( c )正 ( d )正
  • ( a )正 ( b )誤 ( c )誤 ( d )正
  • ( a )誤 ( b )誤 ( c )誤 ( d )誤

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この過去問の解説 (3件)

01

添付文書の「使用上の注意」は、
「してはいけないこと」
「相談すること」
「その他の注意」
に分類されます。

c 重篤な副作用として、ショック( アナフィラキシー )等が掲げられている医薬品は、「してはいけないこと」の中で、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目に記載されますので、問題文の「注意して使用すること」では誤りです。

d 小児が使用した場合に特異的な有害作用のおそれがある成分を含有する医薬品は、「相談すること」ではなく、「してはいけないこと」の中で、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目に記載されるので、誤りです。

abは正しいです。
悩む問題ですが、重篤な症状にはそれ相当の使用上の注意があると考えて導き出してください。

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02

一般用医薬品の添付文書等の使用上の注意について、
・「してはいけないこと」の項目には、守らないと症状が悪化する事項、副作用又は事故等が起こりやすくなる事項について記載されています。
・医師又は歯科医師の治療を受けている人は、自己判断で一般用医薬品が使用されると、治療の妨げとなることがあるため、添付文書等の「 相談すること」の項目には、「 医師( 又は歯科医師 )の治療を受けている人 」等として記載されています。
・重篤な副作用としてショック( アナフィラキシー )等が掲げられている医薬品では、アレルギーの既往歴がある人は使用しないことと記載されています。
・小児が使用した場合に特異的な有害作用のおそれがある成分を含有する医薬品では、通常、「 次の人は使用(服用)しないこと」の項目に「 15歳未満の小児 」、「6歳未満の小児」等として記載されています。
となっています。

よって、
aは問題文の通りなので正しい。
bも問題文の通りなので正しい。
cは「本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人は注意して使用すること」が「アレルギーの既往歴がある人は使用しないこと」となり間違い。
dは「相談すること」が「次の人は使用(服用)しないこと」となり間違い。
となるので、2が正解です。

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03

a 正

してはいけないことのマークは、丸にバツの形です。

次の人は使用しないこと、次の部位には使用しないこと、本剤を服用している間は次の医薬品を使用しないこと、などが記載されています。

b 正

相談することのマークは、カウンターに白衣の人が描かれています。

その医薬品を使用する前に、その適否について専門家に相談した上で適切な判断がなされるべきである場合について記載されています。

c 誤

その医薬品でアレルギー症状を起こしたことがある人は、同じ医薬品を服用しないこととされています。

添付文書では、「してはいけないこと」の中の「次の人は使用しないこと」に記載されています。

d 誤

その医薬品が小児に適応していない時、添付文書では「してはいけないこと」の中の「次の人は使用しないこと」に記載されています。

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