登録販売者の過去問 平成29年度 医薬品の適正使用と安全対策 問116

医薬品副作用被害救済制度の請求期限について、

・医療費は、医療費の支払いから５年以内
・医療手当は、医療が行われた翌月から５年以内
・葬祭料は、死亡から５年以内
・遺族年金は、死亡から５年以内
・遺族一時金は、死亡から５年以内
・障害年金は、請求期限なし
・障害児養育年金は、請求期限なし

となっています。

よって、
４の障害児養育年金が正解です。

請求の期限はないもの「障害年金」「障害児養育年金」
給付額が定額じゃないもの「医療費」
上記をしっかりおさえておきましょう。
ですので、今回は正解は「障害児養育年金」です。

正解は　４　です。

1 .遺族一時金：誤

遺族一時金の請求期限は死亡の時から5年以内です。

2 .医療費：誤

医療費の請求期限は、医療費の支給の対象となる費用の支払いが行われた時から5年以内とされています。

3 .葬祭料：誤

葬祭料の請求期限は死亡の時から5年以内です。

4 .障害児養育年金：正

障害児養育年金には請求期限はありません。請求期限のない給付金は、障害児養育年金と障害年金の2つです。

5 .遺族年金：誤

遺族年金の請求期限は死亡の時から5年以内です。遺族年金を受けることが出来る先順位者が死亡した場合には、その死亡の時から2年以内とされています。

正解：４ 障害児養育年金

医薬品副作用被害救済制度における給付に関する問題

給付には7種類ありますが、障害年金と障害児養育年金には請求期限がありません。