登録販売者の過去問
平成30年度（東京都）
人体の働きと医薬品 問35
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問題
登録販売者試験 平成30年度（東京都） 人体の働きと医薬品 問35 （訂正依頼・報告はこちら）
医薬品の剤形に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 錠剤（内服）は、胃や腸で崩壊し、有効成分が溶出することが薬効を発現する前提となるため、例外的な場合を除いて、口中で噛み砕いて服用してはならない。
b 口腔（くう）内崩壊錠は、薬効を期待する部位が口の中や喉に対するものである場合が多く、飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する。
c 経口液剤は、既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速やかに消化管から吸収されるという特徴がある。
d チュアブル錠は、表面がコーティングされているものもあるので、噛み砕かずに水などで食道に流し込む必要がある。
a 錠剤（内服）は、胃や腸で崩壊し、有効成分が溶出することが薬効を発現する前提となるため、例外的な場合を除いて、口中で噛み砕いて服用してはならない。
b 口腔（くう）内崩壊錠は、薬効を期待する部位が口の中や喉に対するものである場合が多く、飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する。
c 経口液剤は、既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速やかに消化管から吸収されるという特徴がある。
d チュアブル錠は、表面がコーティングされているものもあるので、噛み砕かずに水などで食道に流し込む必要がある。
- （a、b）
- （a、c）
- （a、d）
- （b、d）
- （c、d）
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この過去問の解説 （4件）
01
a：正 特に腸溶錠の場合は、腸内で溶けるようにコーティングしているため、噛み砕くことはしてはいけません。
b：誤 口の中や喉に効くように舐めて使用するものは、トローチ、ドロップです。口腔内崩壊錠は水なしで服用できるように工夫されたもので、口の中で溶かした後、唾液と一緒に飲み込みやすくなっています。
c：正 経口液剤は有効成分の血中濃度が上昇しやすく、習慣性のある成分が配合されているものなどが不適正に使用される場合があります。
d：誤 顆粒剤はコーティングされているものもあり、噛み砕かずに流し込みます。チュアブル錠は舐めたり噛み砕いたりして服用します。
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02
a.正
フィルムコーティング錠や糖衣錠など、内服薬は噛み砕かずにそのまま飲み込めるよう工夫がしてあります。
b.誤
口腔内崩壊錠は、水なしでも唾液で速やかに溶けるよう設計されている製剤で、高齢者や小児でも容易に服用できるようになっています。
c.正
液剤は固形剤より飲み込みやすく、比較的速やかに吸収されていきます。
d.誤
チュアブル錠は口の中で舐めたり、噛み砕いたりするなど、水なしでも服用できるようになっています。
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03
正解は ２ です。
ａ：正
錠剤（内服）は、薬を飛散させずに、有効成分の苦みや刺激制を感じることなく服用できます。
ｂ：誤
これは、トローチ、ドロップの説明です。
口腔（くう）内崩壊錠は、口の中の唾液で速やかに溶けるように工夫されており、水なしで服用することができる錠剤です。
ｃ：正
経口液剤は液状になった内服用のもので、固形製剤よりも飲み込みやすいという特徴があります。有効成分の血中濃度が上昇しやすいため、習慣性や依存性のある成分が配合されていると、不適正に使用されることがあり、注意が必要です。
ｄ：誤
これは、顆粒剤の説明です。
チュアブル錠は、口の中で舐めたり噛み砕いたりして飲みます。水なしでも服用できます。
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04
正解：２（a c）
医薬品の剤形に関する組み合わせ問題
a 正：問題文の通りです。
b 誤：口腔（くう）内崩壊錠は、水なしで簡単に飲むことができます。問題文は、トローチ・ドロップに関する記述です。
c 正：問題文の通りです。
d 誤：チュアブル錠は、水なしで簡単に飲むことができます。問題文は、顆粒剤に関する記述です。
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