登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
薬事に関する法規と制度 問55

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問題

登録販売者試験 平成30年度(東京都) 薬事に関する法規と制度 問55 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品医療機器等法施行規則第147条の7の規定に基づき、店舗販売業者が行う特定販売に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  当該店舗に貯蔵し、又は陳列している一般用医薬品のみ販売することができる。
b  特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告する場合には、店舗の主要な外観の写真を表示しなければならない。
c  特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告する場合には、特定販売を行う医薬品の使用期限を表示しなければならない。
d  特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告する場合には、現在勤務している薬剤師又は登録販売者の氏名及び写真を表示しなければならない。
  • a:正  b:正  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:正  d:正
  • a:誤  b:誤  c:正  d:誤
  • a:正  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:正  c:誤  d:正

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この過去問の解説 (3件)

01

特定販売において、店舗販売との掲示事項等の違いは以下のものがあります。

【掲示(=表示)】
(薬局・店舗の管理・運営関係)
・ 実店舗の写真
・ 現在勤務中の薬剤師・登録販売者の別、氏名
・ 店舗の開店時間とネットの販売時間が異なる場合は、それぞれの時間帯

(要指導医薬品・一般用医薬品の販売制度関係)
・指定第2類の販売サイト上の表示等の解説及び禁忌の確認・専門家への相談を促す表示
・一般用医薬品の販売サイト上の表示の解説

【陳列(=表示)】
・店舗での陳列の状況の分かる写真を表示すること
・リスク区分別に表示する方法を確保すること
・サイト内検索の結果を、各医薬品のリスク区分についてわかりやすく表示すること
・医薬品の使用期限

dは勤務中の薬剤師、登録販売者の氏名は表示しますが写真は不要なので誤り。

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02

解答:1

a:正
b:正
c:正
d:誤

特定販売に伴う事項として次に掲げる情報を見やすく表示することとされています。

① 薬局又は店舗の主要な外観の写真
② 一般用医薬品の陳列の状況を示す写真
③ 現在勤務している薬剤師又は第十五条第二項の登録販売者若しくは同項の登録販売者の別及びその氏名
④ 開店時間と特定販売を行う時間が異なる場合にあっては、その開店時間及び特定販売を行う時間
⑤ 特定販売を行う薬局製造販売医薬品(毒薬及び劇薬を除く。)又は一般用医薬品の使用期限

参照:厚生労働省 試験問題の作成に関する手引き

参考になった数8

03

a 正しいです。
購入者等から相談があった場合は、その薬局または店舗で医薬品販売等に従事する薬剤師・登録販売者に、対面または電話により情報提供を行わなければなりません。

b 正しいです。
そのほか、店舗の棚の写真や、特定販売を行う時間等、必要な情報を掲げる必要があります。

c 正しいです。
ホームページは、都道府県知事や厚生労働大臣が容易に閲覧することのできるようにします。

d 従事者の写真は不要です。
表示事項は、勤務している薬剤師・登録販売者の氏名のみです。

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