登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問89
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問題
登録販売者試験 平成30年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問89 (訂正依頼・報告はこちら)
外皮用薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a ウフェナマートは、湿疹(しん)、皮膚炎、かぶれ、あせも等による皮膚症状の緩和を目的として用いられる。
b フェルビナクは、抗炎症作用に加え、殺菌作用もあるため皮膚感染症の改善を目的としても用いられる。
c 喘(ぜん)息を起こしたことがある人では、インドメタシンが配合された外皮用薬の使用を避ける必要がある。
a ウフェナマートは、湿疹(しん)、皮膚炎、かぶれ、あせも等による皮膚症状の緩和を目的として用いられる。
b フェルビナクは、抗炎症作用に加え、殺菌作用もあるため皮膚感染症の改善を目的としても用いられる。
c 喘(ぜん)息を起こしたことがある人では、インドメタシンが配合された外皮用薬の使用を避ける必要がある。
- a:正 b:正 c:誤
- a:正 b:誤 c:正
- a:誤 b:正 c:正
- a:誤 b:正 c:誤
- a:誤 b:誤 c:正
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この過去問の解説 (3件)
01
ウフェナマートは副作用として刺激感(ヒリヒリ感)、熱感、乾燥感が現れることがあります。
b ×
フェルビナクは、殺菌作用はないため、皮膚感染症に対しては効果がなく、痛みや腫れを鎮めることでかえって皮膚感染が自覚されにくくなるおそれがあります。
c ○
内服で用いられる解熱鎮痛成分と同様、喘息の副作用を引き起こす可能性があるため、喘息を起こしたことがある人では、使用を避ける必要があります。
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02
a:正
ウフェナマートは、非ステロイド性抗炎症成分(NSAIDs)です。
b:誤
フェルビナクは、抗炎症作用がありますが殺菌作用はないため皮膚感染症の改善を目的して用いられることはありません。
c:正
その他、妊婦又は妊娠していると思われる女性では、胎児への影響を考慮して、使用を避けるべきとされています。
参照:厚生労働省 試験問題の作成に関する手引き
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03
ウフェナマートは、非ステロイド成分です。
細胞膜の安定化や活性酸素の生成抑制等の作用があります。
b フェルビナクは非ステロイド成分で、プロスタグランジンの産生を抑制します。
c 正しいです。
インドメタシン製剤の一部は、11歳未満には使用しないこととなっています。
そのほかのフェルビナクやピロキシカムなどは、15歳未満には使用しないこととなっています。
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