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登録販売者の過去問 平成30年度 医薬品の適正使用と安全対策 問104

問題

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一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  カプセル剤は、取り出したときに室温との急な温度差で湿気を帯びるおそれがあるため、冷蔵庫内での保管は不適当である。
b  小児の手の届かないところに保管される必要がある。
c  エアゾール製品の添付文書には、「保管及び取扱い上の注意」の項目に高圧ガス保安法に基づく注意事項が記載されているが、その容器への表示は義務づけられていない。
d  点眼薬では、複数の使用者間で使い回されると、万一、使用に際して薬液に細菌汚染があった場合に、別の使用者に感染するおそれがあるため、他の人と共用しないこととされている。
   1 .
a:誤  b:正  c:誤  d:正
   2 .
a:正  b:誤  c:正  d:誤
   3 .
a:誤  b:誤  c:正  d:正
   4 .
a:正  b:正  c:誤  d:正
   5 .
a:正  b:正  c:正  d:誤
( 登録販売者試験 平成30年度 医薬品の適正使用と安全対策 問104 )
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この過去問の解説 (3件)

14
解答:4

a.正
シロップ以外のほとんどの医薬品は常温保存します。また、カプセルは長期間冷蔵庫に保管し続けると、割れやすくなってしまいます。

b.正
子供を事故や誤飲から守るために、子供の手に届かない場所で保管します。

c.誤
エアゾールは容器に充填されたガスなどの圧力により内容物が一気に噴射するもので、容器にも注意事項は記載されています。

d.正
点眼容器がまつげに触れるなどして汚染する場合があるので、他の人には使用しないことが大切です。

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3
a 正しいです。
カプセル剤だけでなく、錠剤や散剤も、冷蔵庫での保管は不適当です。

b 正しいです。
小児の手の届かないところに保管するのは誤飲防止のためにも大切です。
それ以外にも、他の容器に入れ替えないことも誤飲防止に繋がります。

c エアゾール製品の添付文書には、高圧ガス保安法「高温に注意」という記載があります。
これは、記載事項として容器にも表示されています。

d 正しいです。
点眼薬は、まつげとの接触により、薬液に細菌汚染が生じるおそれがあります。
「他の人と共有しないこと」という記載があります。

1

正解:4 正 正 誤 正

一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意に関する正誤問題

a 正:問題文の通りです。カプセル剤の他に、錠剤や散剤等もこれに相当します。

b 正:問題文の通りです。誤飲事故を防ぐために必要です。

c 誤:高圧ガス保安法に基づく注意事項(「高温に注意」等)は、その容器への表示が義務付けられています。

d 正:問題文の通りです。

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