登録販売者の過去問
令和元年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問29
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問題
登録販売者試験 令和元年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
骨格系及び筋組織に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 骨の基本構造は、主部となる骨質、骨質表面を覆う骨膜、骨質内部の骨髄、骨の接合部にある関節軟骨の四組織からなる。
- 関節周囲を包む膜(関節膜)の外側には靱(じん)帯があって骨を連結し、関節部を補強している。
- 筋組織は筋細胞と結合組織からできているのに対して、腱(けん)は結合組織のみでできているため、伸縮性が高い。
- 骨格筋は、横紋筋とも呼ばれ、収縮力が強く、自分の意識どおりに動かすことができる随意筋である。
- 平滑筋は、消化管壁、血管壁、膀胱(ぼうこう)等に分布し、比較的弱い力で持続的に収縮する特徴がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
心臓の筋肉の心筋は、自分の意思で動かすことのできない不随意筋ですが、強い収縮力と持続力をもった横紋筋です。
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02
1.正
骨は、表面を覆う白色の結合組織である骨膜、その内側の骨質、骨質内部の骨髄、骨の接合部にある関節軟骨の4組織からなります。
2. 正
関節周囲を包む関節膜の外側には靱帯があって、骨を連結し、関節部を補強しています。靭帯の主成分はコラーゲンの繊維です。
3. 誤
骨格筋は関節を構成する骨と腱によってつながっています。
腱は強靭ですが、結合組織のみでできているため、伸縮性があまりありません。
4.正
骨格筋は、自分の意識どおりに動かすことができる随意筋です。
骨格筋は運動神経によって支配されており、運動神経から刺激が伝わると収縮します。
5.正
平滑筋は、消化管壁、血管壁、膀胱等の内蔵に分布しており、自分の意思でコントロールできない不随意筋です。
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03
筋組織は筋細胞と結合組織から出来ているのに対して、腱は結合組織のみで出来ています。
そのため伸縮性は高くありません。
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