登録販売者の過去問
令和元年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問32

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問題

登録販売者試験 令和元年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問32 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の剤形及び適切な使用方法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  軟膏(こう)剤とクリーム剤は、有効成分が適用部位に留まりやすいという特徴があり、一般的には、適用部位を水から遮断したい場合にはクリーム剤を用いることが多い。

b  チュアブル錠は、薬効を期待する部位が口の中や喉であるものが多く、飲み込まずに口の中で舐(な)めて、徐々に溶かして使用する。

c  カプセル剤は、水なしで服用するとカプセルの原材料であるゼラチンが喉や食道に貼り付くことがある。

d  外用液剤は、軟膏(こう)剤やクリーム剤に比べて、患部が乾きやすい。
  • (a、b)
  • (a、c)
  • (a、d)
  • (b、d)
  • (c、d)

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この過去問の解説 (3件)

01

a 適用部位を水から遮断したい場合には、軟膏剤が用いられます。
クリーム剤は、患部を水で洗い流しやすくしたい場合に用いられます。
軟膏剤とクリーム剤は、実際の剤型と商品名が一致していない場合もあります。

b チュアブル錠は口の中で噛み砕いてもいいです。
口の中や喉に薬効を期待するのは、トローチやドロップです。
こちらは舐めて溶かして服用します。

c 正しいです。
ゼラチンの原材料はブタ等のタンパク質なので、アレルギーをもつ人には使用できません。

d 正しいです。

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02

a. ×
適用部位を水から遮断したい時には、軟膏剤が適しています。
クリーム剤は、逆に患部を水で洗い流したい時や、患部が乾燥している時に用いられる事が多いです。

b. ×
トローチやドロップは噛み砕いてはいけませんが、チュアブル錠は噛み砕いてもよく、口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用します。

c. ○
正しい文章です。
必ず、適切な量の水(またはぬるま湯)とともに服用します。

d. ○
外用液剤は外用の液状の製剤で、軟膏剤やクリーム剤に比べて患部が乾きやすいです。
適用部位に、直接的な刺激感等を与える事があります。

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03

正解:5(c d)

医薬品の剤形及び適切な使用方法に関する組み合わせ問題

a 誤:適用部位を水から遮断したい場合には、軟膏剤を使用することが多いです。

b 誤:問題文は、トローチ・ドロップに関する記述です。チュアブル錠は、水なしで飲むことができる口腔用錠剤です。

c 正:問題文の通りです。ゼラチンは、ブタのタンパク質などから作られています。

d 正:問題文の通りです。

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