登録販売者の過去問
令和元年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問36
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問題
登録販売者試験 令和元年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問36 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品の副作用として現れる消化器系の症状等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 消化性潰瘍になると、消化管出血に伴って糞(ふん)便が黒くなるなどの症状が現れる。
b 消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されるが、粘膜表面のみの欠損で粘膜筋板までは欠損していない状態である。
c 消化性潰瘍は、貧血症状(動悸(き)や息切れ等)の検査時や突然の吐血・下血によって発見されることもある。
d 浣腸剤や坐剤の使用によって現れる一過性の症状に、肛門部の熱感等の刺激、異物の注入による不快感、排便直後の立ちくらみなどがある。
a 消化性潰瘍になると、消化管出血に伴って糞(ふん)便が黒くなるなどの症状が現れる。
b 消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されるが、粘膜表面のみの欠損で粘膜筋板までは欠損していない状態である。
c 消化性潰瘍は、貧血症状(動悸(き)や息切れ等)の検査時や突然の吐血・下血によって発見されることもある。
d 浣腸剤や坐剤の使用によって現れる一過性の症状に、肛門部の熱感等の刺激、異物の注入による不快感、排便直後の立ちくらみなどがある。
- a:正 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
- a:正 b:誤 c:正 d:正
- a:正 b:正 c:正 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
黒色の糞便は別名タール便と呼ばれ、多少の黒さではなく、かなり真っ黒な便です。
このような糞便が出た場合には、速やかに医師の診察を受ける必要があります。
b. ×
消化性潰瘍では、損傷は粘膜組織の表面にとどまらず、一部で粘膜筋板を超えた欠損が起こった状態になっています。
c. ○
自覚症状が乏しい場合もあり、貧血症状の検査時や、突然の下血、吐血等によって発見されることもあります。
d. ○
添付文書等には、それらの症状が継続したり、症状に悪化が見られたりした場合には、その医薬品の使用を中止して、専門家に相談するように記載されています。
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02
胃もたれや食欲低下などがあらわれる場合もあります。
b 粘膜の下の粘膜筋板を貫通するものが消化性潰瘍です。
c 正しいです。
自覚症状に乏しい場合もある副作用です。
d 正しいです。
一過性なので時間経過とともに症状はおさまります。
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03
正解:4 正 誤 正 正
医薬品の副作用として現れる消化器系の症状等に関する正誤問題
a 正:問題文の通りです。
b 誤:消化性潰瘍では、胃や十二指腸の粘膜組織が医薬品の副作用によって傷害を受け、一部は粘膜筋板を越えて欠損しています。
c 正:問題文の通りです。
d 正:問題文の通りです。
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