登録販売者の過去問
令和2年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問13
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問題
登録販売者試験 令和2年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品の品質に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医薬品は、適切な保管・陳列がなされない場合、人体に好ましくない作用をもたらす物質を生じることはないが、効き目が低下するおそれはある。
b 医薬品は、高温や多湿によって品質の劣化を起こしやすいものが多いが、光(紫外線)による劣化はない。
c 外箱等に記載されている「使用期限」とは、未開封状態で保管された場合に品質が保持される期限のことである。
a 医薬品は、適切な保管・陳列がなされない場合、人体に好ましくない作用をもたらす物質を生じることはないが、効き目が低下するおそれはある。
b 医薬品は、高温や多湿によって品質の劣化を起こしやすいものが多いが、光(紫外線)による劣化はない。
c 外箱等に記載されている「使用期限」とは、未開封状態で保管された場合に品質が保持される期限のことである。
- a:正 b:正 c:正
- a:正 b:正 c:誤
- a:誤 b:誤 c:誤
- a:誤 b:正 c:正
- a:誤 b:誤 c:正
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この過去問の解説 (3件)
01
a: 誤り
医薬品は、適切な保管・陳列がなられない場合、効き目が低下するばかりか人体に好ましくない作用をもたらす物質を生じることがあります。特に、高温や多湿、光(紫外線、直射日光)によって変質や変敗を起こしやすいものも多くあるので注意です。
b: 誤り
光(紫外線、直射日光)も劣化(変質、変敗)の原因となります。
c: 正しい
表示されている「使用期限」は、未開封状態で保管された場合に、品質が保たれている期限です。
液剤、シロップなどは特に開封後の品質の劣化が早いため、いったん開封されてしまうと記載されている期限まで品質が保証されない場合があります。
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02
a 誤
一部でも変質したものは、販売できません。
また、時間の経過による品質劣化は避けられません。
b 誤
医薬品は、高温、多湿、直射日光の当たるところは避けて保管します。
清潔性が保たれる環境となるよう留意する必要があります。
c 正
使用期限とは、未開封の状態で品質が保持される期限をあらわしています。
開封された場合には、その期日まで品質が保証されない場合があります。
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03
正しい組み合わせは5です。
a.~c.の各選択肢については以下のとおりです。
a.誤りです。
文中の「人体に好ましくない作用をもたらす物質を生じることはない」という部分が誤りです。適切な保存がなされず、成分が変質することで、よくない影響を与える場合があります。
たとえば、温度や紫外線などが成分に影響を与えます。
b.誤りです。
a.の解説でも触れましたが、紫外線により変質するものもあります。
c.正しいです。文のとおりです。
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