登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問71
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問題
登録販売者試験 令和3年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問71 (訂正依頼・報告はこちら)
口腔(くう)咽喉薬・うがい薬(含嗽(そう)薬)及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a ポビドンヨードが配合された含嗽(そう)薬では、その使用によって銀を含有する歯科材料(義歯等が変色することがある。
b セチルピリジニウム塩化物は、喉の粘膜を刺激から保護する目的で配合される。
c アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して配合されている場合がある。
d 主として喉の痛み等を鎮めることを目的とし、咳(せき)や痰(たん)に対する効果を標榜(ぼう)しない漢方処方製剤として、桔梗湯(ききょうとう)、駆風解毒散(くふうげどくさん)、白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)があり、これらはいずれも構成生薬としてカンゾウを含む。
a ポビドンヨードが配合された含嗽(そう)薬では、その使用によって銀を含有する歯科材料(義歯等が変色することがある。
b セチルピリジニウム塩化物は、喉の粘膜を刺激から保護する目的で配合される。
c アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して配合されている場合がある。
d 主として喉の痛み等を鎮めることを目的とし、咳(せき)や痰(たん)に対する効果を標榜(ぼう)しない漢方処方製剤として、桔梗湯(ききょうとう)、駆風解毒散(くふうげどくさん)、白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)があり、これらはいずれも構成生薬としてカンゾウを含む。
- a:正 b:誤 c:正 d:誤
- a:誤 b:誤 c:誤 d:誤
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:正 b:正 c:誤 d:正
- a:正 b:誤 c:正 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は『5』です。 ( 正・誤・正・正)
a:ポピドンヨードは殺菌消毒成分です。
b:セチルピリジウム塩化物は殺菌消毒成分です。
口腔内に侵入した細菌などを殺菌消毒し、増殖を抑制します。
c:アズレンスルホン酸ナトリウムは、抗炎症成分でもあります。
d:カンゾウ(甘草)には抗炎症作用があります。
咳や痰に対する効果があり、甘草を含む漢方には、問題文に出てきた漢方薬の他に
「麦門冬湯 (ばくもんどうとう)」「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」があります。
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02
正解:5 正・誤・正・正
口腔(くう)咽喉薬・うがい薬(含嗽(そう)薬)及びその配合成分に関する正誤問題
a 正:問題文の通りです。ポビドンヨードは、ヨウ素をポリビニルピロリドン(PVP)と呼ばれる担体に結合させて水溶性とし、徐々にヨウ素が遊離して殺菌作用を示すように設計されたもののことです。
b 誤:セチルピリジニウム塩化物は、殺菌消毒成分です。問題文は、グリセリンに関する記述です。
c 正:問題文の通りです。
d 正:問題文の通りです。
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03
正解は 5 です。
a:正
ポビドンヨードは、口腔内や喉に付着した細菌などの微生物を死滅させたり、その増殖を抑える目的で配合されます。
b:誤
セチルピリジニウム塩化物は、口腔内や喉に付着した細菌などの微生物を死滅させたり、その増殖を抑える目的で配合されます。
c:正
抗炎症作用を期待して配合される成分には他に、リゾチーム塩酸塩、グリチルリチン酸二カリウム、トラネキサム酸などがあります。
d:正
これらの漢方処方製剤は、胃腸が弱く下痢しやすい人は、食欲不振、胃部不快感などの副作用が現れやすいため不向きとされています。
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