登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問81
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問題
登録販売者試験 令和3年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問81 (訂正依頼・報告はこちら)
循環器用薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a ユビデカレノンは、心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示すとされ、軽度な心疾患により日常生活の身体活動を少し越えたときに起こる動悸(き)、息切れ、むくみの症状に用いられる。
b ルチンは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
c コウカ(キク科のベニバナの管状花をそのまま又は黄色色素の大部分を除いたもので、ときに圧縮して板状としたものを基原とする生薬)には、末梢の血行を促して鬱血を除く作用があるとされる。
d 七物降下湯(しちもつこうかとう)は、体力中等度以上で、のぼせ気味で顔面紅潮し、精神不安、みぞおちのつかえ、便秘傾向などのあるものの高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重、不眠、不安)、鼻血、痔(じ)出血、便秘、更年期障害、血の道症に適すとされる。
a ユビデカレノンは、心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示すとされ、軽度な心疾患により日常生活の身体活動を少し越えたときに起こる動悸(き)、息切れ、むくみの症状に用いられる。
b ルチンは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
c コウカ(キク科のベニバナの管状花をそのまま又は黄色色素の大部分を除いたもので、ときに圧縮して板状としたものを基原とする生薬)には、末梢の血行を促して鬱血を除く作用があるとされる。
d 七物降下湯(しちもつこうかとう)は、体力中等度以上で、のぼせ気味で顔面紅潮し、精神不安、みぞおちのつかえ、便秘傾向などのあるものの高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重、不眠、不安)、鼻血、痔(じ)出血、便秘、更年期障害、血の道症に適すとされる。
- a:正 b:正 c:誤 d:正
- a:正 b:正 c:正 d:誤
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:誤 b:正 c:正 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「2」です。(正・正・正・誤)
a:ユビデカレノン(コエンザイムQ10)が心臓で欠乏すると、心筋の働きが低下して息切れや動悸などの症状が起こりやすくなります。
b:ルチンはポリフェノールの一種であり、「損傷した血管の修復」「毛細血管の強化」の作用があると言われています。
食品の「蕎麦(そば)」に多く含まれます。
c:コウカ(紅花)は「冷え性」「血行不良」にも用いられます。
d:「三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)」に関する記述です。
七物降下湯は「体力中等度以下で、顔色が悪くて疲れやすく胃腸障害の無いものの高血圧に伴う「のぼせ」「肩こり」「耳鳴り」「頭重」に適す」とされます。
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02
正解は 2 です。
a:正
ユビデカレノンは、コエンザイムQ10とも呼ばれます。肝臓や心臓などの臓器に多く存在し、摂取された栄養素からエネルギーが産生される際にビタミンB群とともに働きます。
b:正
ルチンは強い抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に効果的です。ビタミンCの吸収を促進する働きがあり、ビタミンCとの併用で体内でのコラーゲン合成などを助けます。
c:正
日本薬局方収載のコウカを煎じて服用する製品は、冷え症および血行不良に用いられます。
d:誤
これは、三黄瀉心湯の説明です。
七物降下湯は、体力中等度以下で、顔色が悪くて疲れやすく、胃腸障害のない人の高血圧に伴う随伴症状(のぼせ、肩こり、耳鳴り、頭重)に適すとされます。
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03
正解:2 正・正・正・誤
循環器用薬及びその配合成分に関する正誤問題
a 正:問題文の通りです。ユビデカレノンは、コエンザイムQ10とも呼ばれています。
b 正:問題文の通りです。
c 正:問題文の通りです。
d 誤:問題文は、三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)に関する記述です。七物降下湯(しちもつこうかとう)には、「体力中等度以下で」のしばりがあります。
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