登録販売者の過去問
令和3年度（東京都）
主な医薬品とその作用 問85

正解は「５」です。（正・正・誤・正）

a：正しい記述です。

　「症状が慢性化している場合」「激しい痛みを伴う痛み」などでは、受診勧奨するのが適しています。

b：正しい記述です。

　体内でのプソイドエフェドリンの代謝が妨げられて、めまい・頭痛・排尿困難の副作用があらわれることがあります。

c：アトピー性皮膚炎への治療を目的とした市販薬は無く、受診勧奨するのが適しています。

d：正しい記述です。

　メキタジンは、抗ヒスタミン成分です。　

正解は　５　です。

ａ：正

また、一般用医薬品のアレルギー用薬は、一時的な症状の緩和に用いられるものであり、長期の連用は避けます。

ｂ：正

プソイドエフェドリン塩酸塩は、交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させることにより、鼻粘膜の充血や腫れを和らげる目的で配合されます。

プソイドエフェドリン塩酸塩は依存性があり、長期間連用された場合、薬物依存につながるおそれがあります。

ｃ：誤

一般用医薬品には、アトピー性皮膚炎による慢性湿疹等の治療に用いることを目的とするものはありません。

ｄ：正

メキタジンは、まれに重篤な副作用としてショック（アナフィラキシー）、肝機能障害、血小板減少を生じます。

正解：５ 正・正・誤・正

内服アレルギー用薬（鼻炎用内服薬を含む。）及びその配合成分に関する正誤問題

a 正：問題文の通りです。

b 正：問題文の通りです。

c 誤：一般用医薬品には、アトピー性皮膚炎による慢性湿疹（しん）等の治療に用いることを目的とするものはありません。

d 正：問題文の通りです。メキタジンは、抗ヒスタミン成分です。まれに重篤な副作用として、ショック（アナフィラキシー）・肝機能障害・血小板減少などが知られています。