登録販売者の過去問
令和4年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問15
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問題
登録販売者試験 令和4年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品の剤形に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 一般的に、錠剤(内服)は、胃や腸で崩壊し、有効成分が溶出することが薬効発現の前提となる。
b 口腔(くう)内崩壊錠は、薬効を期待する部位が口の中や喉に対するものである場合が多く、飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する。
c 経口液剤は、既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速やかに消化管から吸収されるという特徴がある。
d チュアブル錠は、口の中で舐(な)めたり噛(か)み砕いたりして服用する剤形であり、水なしでも服用できる。
a 一般的に、錠剤(内服)は、胃や腸で崩壊し、有効成分が溶出することが薬効発現の前提となる。
b 口腔(くう)内崩壊錠は、薬効を期待する部位が口の中や喉に対するものである場合が多く、飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する。
c 経口液剤は、既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速やかに消化管から吸収されるという特徴がある。
d チュアブル錠は、口の中で舐(な)めたり噛(か)み砕いたりして服用する剤形であり、水なしでも服用できる。
- a:正 b:誤 c:正 d:正
- a:誤 b:誤 c:正 d:正
- a:正 b:誤 c:誤 d:誤
- a:誤 b:正 c:誤 d:正
- a:正 b:正 c:誤 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
医薬品の剤形に関する問題です。
a【〇】 錠剤(内服)は、胃や腸などで崩壊して、有効成分が溶け出すことにより薬効をもたらします。そのため、噛み砕いて服用することは適切ではありません。
b【×】 飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用するものはトローチ及びドロップ剤です。口腔内崩壊錠は、水なしで飲めるように、唾液で速やかに溶けるよう工夫されている錠剤です。
c【〇】 経口液剤やシロップ剤は、既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、比較的速やかに消化管から吸収されるという特徴がある内服薬です。
d【〇】 チュアブル錠は、舐めたり噛み砕いたりして服用する錠剤で、口腔用錠剤に分類されています。
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02
これは医薬品の剤形にについての問題です。
a:錠剤(内服)は薬を飛散させずに、有効成分の苦みや刺激性を感じることなく服用できます。
b:これは、トローチ・ドロップの説明です。
口腔内崩壊錠は、口の中の唾液で速やかに溶けるように工夫されており、水なしで服用することができます。
c:経口液剤は有効成分の血中濃度が上昇しやすいため、習慣性や依存性のある成分が配合されていると、不適正に使用されることがあるため、注意が必要です。
d:口腔用錠剤には、口腔内崩壊錠、チュアブル錠、トローチ・ドロップがあります。
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03
医薬品の剤形についての問題です。
正解です。
・錠剤(内服)は、胃や腸で崩壊し、有効成分が溶出することが薬効発現の前提となります。
・口腔内崩壊錠は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされています。
・経口液剤は、既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速やかに消化管から吸収されます。
・チュアブル錠は、口の中で舐なめたり噛かみ砕いたりして服用する剤形であり、水なしでも服用できます。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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