登録販売者の過去問
令和4年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問17

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問題

登録販売者試験 令和4年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

偽アルドステロン症に関する以下の記述について、(   )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。

体内に( a )と水が貯留し、体から( b )が失われることによって生じる病態である。( c )からのアルドステロン分泌が増加していないにもかかわらずこのような状態となることから、偽アルドステロン症と呼ばれている。
主な症状に、手足の脱力、( d )、筋肉痛、こむら返り、倦(けん)怠感、手足のしびれ、頭痛、むくみ(浮腫)、喉の渇き、吐きけ・嘔吐等があり、病態が進行すると、筋力低下、起立不能、歩行困難、痙攣(けいれん)等を生じる。
  • a:カリウム   b:ナトリウム  c:副腎皮質  d:血圧上昇
  • a:ナトリウム  b:カリウム   c:副腎皮質  d:血圧上昇
  • a:カリウム   b:ナトリウム  c:副腎皮質  d:血圧低下
  • a:ナトリウム  b:カリウム   c:副腎髄質  d:血圧低下
  • a:カリウム   b:ナトリウム  c:副腎髄質  d:血圧低下

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この過去問の解説 (3件)

01

これは偽アルドステロン症についての問題です。

選択肢2. a:ナトリウム  b:カリウム   c:副腎皮質  d:血圧上昇

a:ナトリウム  b:カリウム   c:副腎皮質  d:血圧上昇

正しい文章は以下のとおりです。

体内に(ナトリウム)と水が貯留し、体から(カリウム)が失われることによって生じる病態である。(副腎皮質)からのアルドステロン分泌が増加していないにもかかわらずこのような状態となることから、偽アルドステロン症と呼ばれている。

主な症状に、手足の脱力、(血圧上昇)、筋肉痛、こむら返り、倦(けん)怠感、手足のしびれ、頭痛、むくみ(浮腫)、喉の渇き、吐きけ・嘔吐等があり、病態が進行すると、筋力低下、起立不能、歩行困難、痙攣(けいれん)等を生じる。

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02

偽アルドステロン症に関する問題です。

選択肢2. a:ナトリウム  b:カリウム   c:副腎皮質  d:血圧上昇

a:ナトリウム b:カリウム c:副腎皮質 d:血圧上昇

正答は以下の通りです。

体内にナトリウムと水が貯留し、体からカリウムが失われることによって生じる病態である。副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加していないにもかかわらずこのような状態となることから、偽アルドステロン症と呼ばれている。

主な症状に、手足の脱力、血圧上昇、筋肉痛、こむら返り、倦(けん)怠感、手足のしびれ、頭痛、むくみ(浮腫)、喉の渇き、吐きけ・嘔吐等があり、病態が進行すると、筋力低下、起立不能、歩行困難、痙攣(けいれん)等を生じる。

また、偽アルドステロン症は、小柄な人や高齢者で生じやすく、原因医薬品の長期服用後、あるいは複数の医薬品、医薬品と食品の相互作用によって発症する場合があります。

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03

偽アルドステロン症についての問題です。

選択肢2. a:ナトリウム  b:カリウム   c:副腎皮質  d:血圧上昇

正解です。

体内に塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われることによって生じる病態である。副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加していないにもかかわらずこのような状態となることから、偽アルドステロン症と呼ばれている。

主な症状に、手足の脱力、血圧上昇、筋肉痛、こむら返り、倦怠感、手足のしびれ、頭痛、むくみ(浮腫)、喉の渇き、吐きけ・嘔吐等があり、病態が進行すると、筋力低下、起立不能、歩行困難、痙攣等を生じる。

まとめ

本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)」より引用して作成しています。

登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月):

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html

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