登録販売者の過去問
令和4年度（東京都）
医薬品の適正使用と安全対策 問5

マオウは、気管支拡張のほか、発汗促進、尿量増加（利尿）などの作用を持つ生薬です。記載することとはされていません。

カフェインは、「胃酸過多の症状がある人は使用（服用）しないこと」とされています。

フェニレフリン塩酸塩は、プソイドエフェドリン塩酸塩と同じアドレナリン作動成分ですが、記載することとはされていません。

プソイドエフェドリン塩酸塩は、アドレナリン作動成分です。

強い交感神経刺激作用により、尿の貯留・尿閉を生じるおそれがあるため、「前立腺肥大による排尿困難がある人は使用（服用）しないこと」とされています。

トリメトキノール塩酸塩水和物は、マオウと同じ作用を持つアドレナリン作動成分です。記載することとはされていません。

プソイドエフェドリン塩酸塩は、交感神経刺激作用によって、尿の貯留・尿閉が生じるおそれがあるため、前立腺肥大による排尿困難を抱えている人は使用してはなりません。

また心臓病や高血圧、甲状腺機能障害、糖尿病の診断を受けた人も同様にプソイドエフェドリン塩酸塩を使用してはなりません。

プソイドエフェドリン塩酸塩は交感神経刺激作用により、尿の貯留・尿閉を生じるおそれがあるため、前立腺肥大による排尿困難の症状がある人は使用しないことととされています。