登録販売者の過去問
令和4年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問11
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問題
登録販売者試験 令和4年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
次の医薬品成分と、一般用医薬品の添付文書等において、「相談すること」の項目中に、「次の症状がある人」として記載することとされている症状の組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。
a ビサコジル ――― けいれん
b ロートエキス ――― 排尿困難
c ジフェニドール塩酸塩 ――― むくみ
d ロペラミド塩酸塩 ――― 急性のはげしい下痢又は腹痛・腹部膨満感吐きけ等の症状を伴う下痢
a ビサコジル ――― けいれん
b ロートエキス ――― 排尿困難
c ジフェニドール塩酸塩 ――― むくみ
d ロペラミド塩酸塩 ――― 急性のはげしい下痢又は腹痛・腹部膨満感吐きけ等の症状を伴う下痢
- a:正 b:正 c:誤 d:正
- a:誤 b:正 c:誤 d:正
- a:正 b:誤 c:誤 d:誤
- a:正 b:誤 c:正 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
これは医薬品の適正使用情報についての問題です。
a:ビサコジルは、大腸刺激性瀉下成分です。けいれんに関する記載はありません。
b:ロートエキスは、排尿筋の弛緩と括約筋の収縮が起こり、尿の貯留を来すおそれがあるため、特に、前立腺肥大症を伴っている場合には、尿閉を引き起こすおそれがあるため、排尿困難の症状がある人は相談するよう記載されています。
c:ジフェニドール塩酸塩は、抗めまい成分です。むくみに関する記載はありません。
排尿困難の症状がある人、緑内障の診断を受けた人は、その症状を悪化させるおそれがあるため、相談するよう記載されています。
d:ロペラミド塩酸塩は、下痢を止めるとかえって症状を悪化させることがあるため、相談するよう記載されています。
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02
ある症状を持つ人が「相談すること」とされている医薬品についての問題です。
以下の症状がある人は、「相談すること」とされています。
ビサコジル:「はげしい腹痛」又は「吐き気・嘔吐」の症状がある人
ロートエキス:「排尿困難」の症状がある人
ジフェニドール塩酸塩:「排尿困難」の症状がある人
ロペラミド塩酸塩:「急性のはげしい下痢又は 腹痛・腹部膨満感・吐きけ等の症状を伴う下痢」又は「発熱を伴う下痢、血便又は粘液便の続く人」又は「便秘を避けなければならない肛門疾患」の症状がある人
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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03
一般用医薬品の添付文書等における「相談すること」の項目中の「次の症状がある人」に関する問題です。
a【×】 ビサコジルは、激しい腹痛及び吐き気・嘔吐の症状がある場合に相談するよう記載されています。
b【〇】 ロートエキスは、排尿困難がある人は相談するよう記載されています。
c【×】 ジフェニドール塩酸塩は、排尿困難がある人は相談するよう記載されています。
d【〇】 ロペラミド塩酸塩は、急性のはげしい下痢又は腹痛・腹部膨満感、吐きけ等の症状を伴う下痢の症状がある場合に相談するよう記載されています。
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