登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問24
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問題
登録販売者試験 令和5年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問24 (訂正依頼・報告はこちら)
内服アレルギー用薬に用いられる抗ヒスタミン成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 内服薬として摂取された抗ヒスタミン成分は、吸収されて循環血流に入り全身的に作用する。
b メキタジンは、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、血小板減少を生じることがある。
c ジフェンヒドラミン塩酸塩は、吸収されたジフェンヒドラミンの一部が乳汁に移行して乳児に昏睡を生じるおそれがあるため、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授乳を避ける必要がある。
d 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に、抗アドレナリン作用も示すため、起立性低血圧、めまい、ふらつきが現れることがある。
a 内服薬として摂取された抗ヒスタミン成分は、吸収されて循環血流に入り全身的に作用する。
b メキタジンは、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、血小板減少を生じることがある。
c ジフェンヒドラミン塩酸塩は、吸収されたジフェンヒドラミンの一部が乳汁に移行して乳児に昏睡を生じるおそれがあるため、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授乳を避ける必要がある。
d 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に、抗アドレナリン作用も示すため、起立性低血圧、めまい、ふらつきが現れることがある。
- a:正 b:正 c:正 d:正
- a:誤 b:誤 c:正 d:正
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:正 b:正 c:正 d:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
内服アレルギー用薬に用いられる抗ヒスタミン成分に関するa~dの記述について、それぞれ内容を確認していきます。
a:正しいです。
b:正しいです。
c:正しいです。
d:誤りです。
抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に、抗コリン作用も示すため、排尿困難や口渇、便秘等の副作用が現れることがあります。
以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
正解です。
冒頭の説明文の内容と一致します。
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02
内服アレルギー用薬に用いられる抗ヒスタミン成分についての問題です。
正解です。
・内服薬として摂取された抗ヒスタミン成分は、吸収されて循環血流に入り全身的に作用します。
・メキタジンについては、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、血小板減少を生じることがあります。
・ジフェンヒドラミン塩酸塩等のジフェンヒドラミンを含む成分については、吸収されたジフェンヒドラミンの一部が乳汁に移行して乳児に昏睡を生じるおそれがあるため、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授乳を避ける必要があります。
・抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に抗コリン作用も示すため、排尿困難や口渇、便秘等の副作用が現れることがあります。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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03
内服アレルギー用薬に用いられる抗ヒスタミン成分に関する問題です。
まず、a~dについてみていきましょう。
a.正しいです。文のとおりです。
b.正しいです。文のとおりです。
c.正しいです。文のとおりです。
d.誤りです。
抗アドレナリン作用ではなく、抗コリン作用を示します。
そのため、排尿困難や口渇、便秘を生じる可能性が高くなります。
以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
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