第一種電気工事士の過去問
平成27年度(2015年)
一般問題 問17
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問題
第一種 電気工事士試験 平成27年度(2015年) 一般問題 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
風力発電に関する記述として、誤っているものは。
- 一般に使用されているプロペラ形風車は、垂直軸形風車である。
- 風力発電装置は、風速等の自然条件の変化により発電出力の変動が大きい。
- 風力発電装置は、風の運動エネルギーを電気エネルギーに変換する装置である。
- プロペラ形風車は、一般に風速によって翼の角度を変えるなど風の強弱に合わせて出力を調整することができる。
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この過去問の解説 (3件)
01
風力発電の風車を思い浮かべるとイメージしやすいです。
よって、1番が正解となります。
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02
1 . プロペラ形風車は、垂直軸形ではなく水平軸形が一般的です。
2 . 風力発電の出力は、風速3乗に比例するなど、風力発電は自然条件の変化による変動が大きいです。
3 . 風力発電は、風の運動エネルギーを利用して電気を作り出す装置です。
4 . プロペラ形風車は、可変ピッチなどによって翼の角度を変えることで、風の強さによって出力を調整することができます。
よって、1番が正解となります。
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03
答えは(1)「一般に使用されているプロペラ形風車は、垂直軸形風車である」です。
一般に使用されているプロペラ形風車は、“水平軸形”風車です。
また、プロペラ形が主流の風力発電は電気エネルギーの変換効率が40パーセント程度と高いです。
風力発電のエネルギー変換効率は、空気の摩擦、粘度、渦による損失のため、理論上の最大効率よりも低下し、また、風車の出力は受風断面積に比例し、回転速度の3乗に比例します。
純国産の再生可能エネルギーであり、CO2の発生がなく地球温暖化対策にもなります。
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