第一種電気工事士の過去問
平成30年度(2018年)
一般問題 問37

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問題

第一種 電気工事士試験 平成30年度(2018年) 一般問題 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

変圧器の絶縁油の劣化診断に直接関係のないものは。
  • 絶縁破壊電圧試験
  • 水分試験
  • 真空度測定
  • 全酸価試験

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題では、変圧器の絶縁油の劣化に関する診断として誤っているのはどれか訊いています。

絶縁油の経年劣化の原因としては、熱や水分、酸化などが挙げられます。また、絶縁油が劣化すると絶縁性能が落ちるため、絶縁破壊電圧試験を行い絶縁性能に問題がないか確認します。

選択肢内でこれらと直接関係ないのは真空度試験になります。

よって正解は、3番になります。

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02

[ 解答 3 ]
[ 解説 ]

■変圧器の劣化診断には、下記の試験があります。
・絶縁破壊電圧試験:球状電極間ギャップに電圧を加えて測定します。
・水分試験:電気分解などにより水分量を測定します。
・全酸価試験:酸価度を水酸化ナトリウムを用いて測定します。
・油中ガス分析:油の中に含まれるガスから異常を分析します。

■真空度測定:真空遮断器(VCB)の真空バルブの点検の時に行います。

よって、絶縁油の劣化診断には、「3」の真空度測定は直接関係がありません。

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03

答えは(3)真空度測定です。

絶縁油の劣化の診断には、絶縁破壊電圧、酸価、抵抗率、誘電率、粘度、引火点などを測定して判断します。

真空度測定は真空遮断器(VCB)の真空バルブの点検の時に使用するものですので、(3)は誤りです。

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