第一種電気工事士の過去問
平成30年度(2018年)(追加試験分)
一般問題 問15

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問題

第一種 電気工事士試験 平成30年度(2018年)(追加試験分) 一般問題 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

写真の照明器具には矢印で示すような表示マークが付されている。この器具の用途として、適切なものは。
問題文の画像
  • クリーンルーム専用として使用する。
  • フライダクトに設置して使用する。
  • 断熱材施工天井に埋め込んで使用できる。
  • 非常用照明として使用できる。

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この過去問の解説 (3件)

01

[ 解答 3 ]
[ 解説 ]

一般の埋込型照明器具(ダウンライト)は、断熱材の下に施工すると、照明器具の発熱によって発火の危険性があります。このような場所に施工する場合は、「日本照明工業会 SB・SGI・SG形適合品」の表示マークが付されている照明器具を使用する必要があります。

→ 「3」が正解となります。

補足)
SGI・SG形:マット敷工法タイプに使用されます。
SB形:ブローイング工法タイプに使用されます。(マット敷工法タイプにも使用できます。)

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02

この問題は、写真の照明器具の使用用途として正しいのはどれか訊いています。

この照明器具は、埋め込み式照明(ダウンライト)です。よって、ダウンライトの使用用途が正しい選択肢を選びます。

1.クリーンルームとは、電気工事士の問題でいう防塵室に該当します。よって、ホコリなどが付着しにくい加工を施していないダウンライトは使用することができません。

2.フライダクトとは、ステージの上部などで使用される舞台照明のことです。ダウンライトは天井に埋め込んで使用する必要があるため、フライダクトとして使用出来ません。

3.問題のSB形、SGI形、SG形はいずれも断熱施工を行うことが可能性であることを示しており、天井に埋め込んで使用しているので正しい用途になります。

4.ダウンライトを非常用照明としては使えません。

よって正解は、3番になります。

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03

正解は3番です

ポイントはSB・SGI・SG型適合品という所です。

ダウンライトに使われる表示マークで、

まとめてS形ダウンライトなどとも言ったりしますが、

断熱、遮音施工を行う施工ができる事を表しています

※断熱です、耐熱と混乱しないようにして下さい。

要するに住宅などの断熱材があるところに施工できますよという事です。

3種類あるのはそれぞれ施工できる工法を表しています。

SG・SGI形・・・マット敷工法という工法で施工します。

SG型・・・ブローイング工法もしくはマット敷工法で施工します。

ちなみにS形ダウンライト以外のダウンライトはM型ダウンライトと言われ、

これらを断熱施工すると熱がこもってしまい発火の危険性があります。

ですから断熱材などとは一定の隔離距離を保って施工する必要があります。

各選択肢を確認していきます。

1, これは不正解です。

クリーンルームにはクリーンルーム用照明がありますので、

上の表示マークがある器具の用途として正しいとは言えないと思います。

2, これは不正解です。

フライダクトとは主に舞台照明などに使われるものです。

こちらに関しては調べてみて頂けると分かるかと思いますが、

フライダクトにダウンライトは施工できないと思いますので、

用途して正しいとは言えないです。

3、これが正解です。

断熱材施工天井に埋め込んで使用できます。

4、これは不正解です。

非常用照明には非常用照明の基準があります。

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