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第一種電気工事士の過去問 平成30年度(2018年)(追加試験分) 一般問題 問27

問題

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展開した場所のバスダクト工事に関する記述として、誤っているものは。
   1 .
低圧屋内配線の使用電圧が400Vで、接触防護措置を施したので、ダクトにはD種接地工事を施した。
   2 .
低圧屋内配線の使用電圧が200Vで、かつ、湿気が多い場所での施設なので、屋外用バスダクトを使用し、バスダクト内に水が浸入して溜まらないようにした。
   3 .
低圧屋内配線の使用電圧が200Vで、接触防護措置を施したので、ダクトの接地工事を省略した。
   4 .
ダクトを造営材に取り付ける際、ダクトの支持点間の距離を2mとして施設した。
( 第一種 電気工事士試験 平成30年度(2018年)(追加試験分) 一般問題 問27 )
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この過去問の解説 (3件)

19
[ 解答 3 ]
[ 解説 ]

バスダクト工事については、「電気設備の技術基準の解釈」の第163条に規定されています。
一部抜粋します。
*******************
二:ダクトを造営材に取り付ける場合は、ダクトの支持点間の距離を3m(取扱者以外の者が出入りできないように措置した場所において、垂直に取り付ける場合は、6m)以下とし、堅ろうに取り付けること。
五:湿気の多い場所又は水気のある場所に施設する場合は、屋外用バスダクトを使用し、バスダクト内部に水が浸入してたまらないようにすること。
六:低圧屋内配線の使用電圧が300V以下の場合は、ダクトには、D種接地工事を施すこと。
七:低圧屋内配線の使用電圧が300Vを超える場合は、ダクトには、C種接地工事を施すこと。ただし、接触防護措置(金属製のものであって、防護措置を施すダクトと電気的に接続するおそれがあるもので防護する方法を除く。)を施す場合は、D種接地工事によることができる。
*******************
上記の点より各記述を判断します。

■「1」:七項より正しいです。

■「2」:五項より正しいです。

■「3」:六項より接触防護措置を施してもD種接地工事は省略できないので誤っています。

■「4」:二項より正しいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
9

正解は3番です。

バスダクト工事の基準について下記に簡単にまとめておきます。

・支持点間の距離は3m以下

(関係者以外が侵入できない、かつ垂直に取り付けの時は6m以下)

終端部は閉塞(換気型以外)

・ダクト内部にじんあいが侵入し難いようにする(換気型以外)

・水気のある場所へ施設するときは、

バスダクト内に水が浸入してたまらないようにする

・使用電圧300[V]以下にはD種接地工事

・使用電圧300[V]を超える場合はC種接地工事

接触保護装置がある場合はD種でもよい

各選択肢を見ていきます。

1,この記述は正しいです。

400[V]以上なので基本的にはC種接地工事ですが、

保護装置があるので、

D種接地工事でもよいという所に注意して下さい。

2,この記述は正しいです。

バスダクトを水気のある場所へ施設する場合は、

ダクト内に水が浸入して溜まらないように施設しなければいけません

3,この記述は誤りです。

よってこの選択肢が正解です。

使用電圧300[V]以下の場合はD種接地工事を施します

4,この記述は正しいです。

バスダクト工事の支持点距離は3m以下と定められているので、

2mで施設しているのは正しいです。

6

この問題は、展開した場所におけるバスダクト工事の施設方法として誤っているものはどれか訊いています。

1.使用電圧が400Vの場合、C種接地工事を行う必要がありますが、接触防護措置を施したので、D種接地工事でも問題ないので正しい施工方法です。

2.湿気が多い場所での施設では屋外用バスダクトに加え、バスダクト内部に水が浸入してたまらない施工を施すため正しいです。

3.使用電圧が300V以下では、接触防護措置を施してもダクトの接地工事を省略することはできないため誤りです。

4.ダクトの支持点間の距離を2mとして施設するのは、正しい施工方法です。

よって正解は、3番になります。

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