第一種電気工事士の過去問
令和元年度(2019年)
配線図問題 問41
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問題
第一種 電気工事士試験 令和元年度(2019年) 配線図問題 問41 (訂正依頼・報告はこちら)
図は、三相誘導電動機( Y − Δ 始動 )の始動制御回路図である。①で示す部分の押しボタンスイッチの図記号の組合せで、正しいものは。
[注] 図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
[注] 図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
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この過去問の解説 (3件)
01
[ 解説 ]
①は、問題では押しボタンスイッチです。「2」と「3」は、ひねり操作用のスイッチの記号なので誤っています。
判断:Aがメーク接点かブレーク接点かで判断します。(または、Bがメーク接点かブレーク接点かで判断します。)
■Aは、サーマルリレー(THR)に直列につながっています。電源分岐の元なので、平常は閉で、操作またはコイルを励磁して開となるブレーク接点(b接点)となります。
■Bは、電磁開閉器(MC)のa接点が並列に接続しています。これは自己保持回路です。自己保持回路は、自分をONにするスイッチをメーク接点(a接点)で並列に接続しています。
よって、Aがブレーク接点、Bがメーク接点となりますから「1」が正しいことになります。
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02
正解は1番です。
まず、問題で押しボタンの図記号の組み合わせは、
と聞かれていますから、
ひねり操作用のスイッチの図記号で書かれている、
2番、3番は不正解です。
1と4のどちらかという事になりますが、
ポイントはブレーク接点をどこに置くべきか
で考えると分かりやすいです。
例えばBのほうにブレーク接点を設置した場合、
ブレーク接点は主に電動機を停止する際に押しますから、
MCで自己保持されているいじょう、
Bに置いたブレーク接点を押しても
電動機を停止させる事ができません。
ではAにブレーク接点を設置した場合はどうでしょうか、
Bに置いたメーク接点を押すと電動機が動作し、
MCに電流が流れますから自己保持も動作します。
そしてAのブレーク接点を押すと、
ここはシーケンスの制御回路全体に接続されている部分ですから、
信号を遮断でき、電動機を止める事が出来ます。
よって、正解は1番である事が分かります。
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03
Aがb接点でOFFにするときに開放すると自己保持回路が切れてOFFになる。1番の組み合わせが正解です。
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