第一種電気工事士の過去問
令和2年度(2020年)
一般問題 問3
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問題
第一種 電気工事士試験 令和2年度(2020年) 一般問題 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
図のように、角周波数がω=500rad/s、電圧100Vの交流電源に、抵抗R=3ΩとインダクタンスL=8mHが接続されている。回路に流れる電流Iの値[A]は。
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この過去問の解説 (3件)
01
答えは(3)20[A]です。
リアクタンスXLはXL=ωLで表されます。
XL=500[rad/s]×8[mH]=500[rad/s]×8[H]×10-3=4[Ω]となります。
単相交流の直列回路の電流Iは、I=V/Z=V/(√(R2+XL2)[A]で表されます。
I=100[V]/(√32[Ω]+42[Ω])=100[V]/5[Ω]=20[A]となります。
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02
単相交流、直列回路の電流ですので
I[A]=V[V]/Z[Ω]
(要するに電圧/抵抗、オームの法則と変わりません)
を利用し回路に流れる電流を求めたいと思います。
インピーダンスZを求めるには、
回路のインダクタンスからリアクタンス[Ω]を求めたいので
リアクタンスXL=2πfL
2πfとは各周波数ωの事ですので
XL[Ω]=ωL
=500×8×10-3
=4[Ω]
※単位の換算を忘れないようにして下さい。
[mH]=×10-3[H]
直列回路のインピーダンスZ[Ω]は三平方の定理を利用し
Z[Ω]=√(R2+XL2)
=√(32+42)
=5[Ω]
よって、この回路に流れている電流は
I[A]=V/Z
=100/5
=20[A]
となり、答えは(3)の20です。
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03
L=8[mH]のリアクタンスをXLとします。
XL=ωL=500[rad/s]×8[H]×10-3=4[Ω]となります。
R=3[Ω]とXL=4[Ω]が直列に接続されていますので
インピーダンスZは
Z=√(32+42)=5[Ω]となり
電流IはI=V/Zで求められますので
I=V/Z=100/5=20[A]となりますので
答えは(3)になります。
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