第一種電気工事士の過去問
令和3年度(2021年) 午後
一般問題 問2
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問題
第一種 電気工事士試験 令和3年度(2021年) 午後 一般問題 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
図のような直流回路において、4つの抵抗Rは同じ抵抗値である。回路の電流I3が12Aであるとき、抵抗Rの抵抗値[Ω]は。
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この過去問の解説 (3件)
01
まず、キルヒホッフの法則より、図右側の回路電流/電圧において以下関係が成り立ちます。
I1=I2+I3 ・・・①
2I2R=I3R ・・・②
ここで、②式にI3=12[A]を代入し、両辺をRで割ると
2I2=12[A]
∴I2=6[A] ・・・③
と求まります。
続いて①式にI2=6[A]、I3=12[A]をそれぞれ代入し、
I1=I2+I3=6+12=18[A] ・・・④
とI1が求まります。
ここで、再度キルヒホッフの法則より、回路全体の電圧について式を立てると、
90[V]=I1R+2I2R
=18R+12R
=30R
∴ R=3[Ω]
と求められます。
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02
今回は4つの抵抗Rがすべて同じ抵抗値です。
キルヒホッフの第1法則から
I1=I2+I3
ここでI2の二つのRとI3の一つのRは並列回路になってます。
並列回路内の電圧は同じ、さらに抵抗Rは同じ値です。
ですので、電流は抵抗の値に反比例します。
よって、
1:I2=2:12
2I2=12
I2=6(A)
したがって
I1=I2+I3
=6+12
=18(A)
また、キルヒホッフの第2法則より
18R+12R=90(V)
30R=90
R=3(Ω)
したがって、 3 が正解になります。
正解です。
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03
答えは「3[Ω]」です。
問いはキルヒホッフの第一法則(ある一点に流入する電流の和は流出する電流の和に等しい)を適応して算出します。
I1=I2+I3
I2=12/2=6[A]
I1=I2+I3=18[A]
となります。
続いて、キルヒホッフの第二法則は(閉回路において電圧降下の代数和は起電力の代数和に等しい)を適応して算出します。
R1I1-R2I2=E1-E2
18R+12R=90
R=3[Ω]
となります。
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