第一種電気工事士の過去問
令和3年度(2021年) 午後
一般問題 問3
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第一種 電気工事士試験 令和3年度(2021年) 午後 一般問題 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
図のような交流回路において、電源電圧は120V、抵抗は8Ω、リアクタンスは15Ω、回路電流は17Aである。この回路の力率[%]は。
- 38
- 68
- 88
- 98
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
今回の値を整理すると
電源電圧120V、抵抗8Ω、リアクタンス15Ω、回路電流17A
Rに流れる電流15A,リアクタンスに流れる電流8A
ここで、回路電流をIとし、抵抗Rの電流をIRとすると
電流Iのうち抵抗Rに流れる割合が力率となります。
力率cosθ=15 ⁄ 17
cosθ=0.882
したがって、88.2%となります。
解答欄の 3 が正解となります。
参考になった数43
この解説の修正を提案する
02
答えは(3)「88[%]」です。
問いは単純な並列回路なので、抵抗に流れる電流を回路電流(全体に流れる電流)で割ると算出できます。
cosθ=15[A]/17[A]≒0.882
以上より、解は88%となります。
参考になった数15
この解説の修正を提案する
03
本設問における電力関係は以下の通りです。
・負荷へ送られる電力の総和:皮相電力
・抵抗負荷で消費される電力:有効電力
・誘導負荷で消費される電力:無効電力
各電力値を計算すると、
皮相電力:120[V]×17[A]=2,040[VA]
有効電力:15[A]×15[A]×8[Ω]=1,800[W]
無効電力:8[A]×8[A]×15[Ω]=960[var]
力率(cosθ)は有効電力を皮相電力で割った値であるため、
cosθ=1,800[W] / 2,040[VA]≒0.882
∴力率は88[%]となり選択肢(3)が答えです。
参考になった数13
この解説の修正を提案する
前の問題(問2)へ
令和3年度(2021年) 午後問題一覧
次の問題(問4)へ