第一種電気工事士の過去問
令和3年度(2021年) 午後
一般問題 問30

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問題

第一種 電気工事士試験 令和3年度(2021年) 午後 一般問題 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、自家用電気工作物構内の高圧受電設備を表した図である。この図に関する以下の問いに対して、答えを1つ選びなさい。
(注)図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。

①に示すCVTケーブルの終端接続部の名称は。
問題文の画像
  • ゴムとう管形屋外終端接続部
  • 耐塩害屋外終端接続部
  • ゴムストレスコーン形屋外終端接続部
  • テープ巻形屋外終端接続部

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この過去問の解説 (3件)

01

耐塩害屋外終端接続部が答えです。

選択肢1. ゴムとう管形屋外終端接続部

⇨軽汚損箇所に使用される接続部で、がいしのようなヒダがついているのが特徴です。

選択肢2. 耐塩害屋外終端接続部

塩分や煙塵等による汚損が予想される箇所に使用される接続方式で、本設問の答えです。

選択肢3. ゴムストレスコーン形屋外終端接続部

⇨電界集中を緩和させるストレスコーン部分がゴム製のものです。ゴムとう管形屋外終端接続部や耐塩害屋外終端接続部に比べると、見た目がスッキリした接続部となっています。

選択肢4. テープ巻形屋外終端接続部

⇨ストレスコーン部分をテープ巻きによって製作した接続部です。ゴムストレスコーン形屋外終端接続部に比べると安価ですが、作業者の熟練度に依存します。

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02

外観で端末処理材の選択する問題です。

選択肢1. ゴムとう管形屋外終端接続部

ゴムとう管形屋外終端接続部

 文字通り、外観は多溝碍子のようなゴムとう管が付いてます。

選択肢2. 耐塩害屋外終端接続部

拡大図をみると碍管が付いていますので、

これは耐塩害屋外終端接続部です。

選択肢3. ゴムストレスコーン形屋外終端接続部

ゴムストレスコーン形屋外終端接続部

 最も一般的な終端接続部です。

 ストレスコーン部がゴムで作成されてますので品質が安定してます。

 外観は屋外用ですので、傘を被せたような形になってます。

選択肢4. テープ巻形屋外終端接続部

テープ巻形屋外終端接続部

 ストレスコーン部をテープ巻きで作成しますので作業者の技術に

 品質は依存します。

 外観は屋外用ですので、傘を被せたような形になってます。

まとめ

したがって、解答欄の 耐塩害屋外終端接続部 が正解となります。

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03

答えは「耐塩害屋外終端接続部」です。

問いの図のようになっている終端処理の部分は、耐塩害屋外終端接続部です。

海岸地帯、工場地帯で使用するがいしの表面に塩分、導電性の微粒子が付着すると、それらの塩分、微粒子が溶解することによりがいしの絶縁強度を低下させてしまいます。

塩害防止として図のような耐塩がいしの使用、水による洗浄などがあります。

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