第一種電気工事士の過去問
令和3年度(2021年) 午後
配線図問題 問41
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問題
第一種 電気工事士試験 令和3年度(2021年) 午後 配線図問題 問41 (訂正依頼・報告はこちら)
図は、高圧受電設備の単線結線図である。この図の矢印で示す10箇所に関する各問いに対して、答えを1つ選びなさい。
(注)図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
①に設置する機器は。
(注)図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
①に設置する機器は。
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この過去問の解説 (3件)
01
①に設置する機器は単線結線図から
VT・LA内臓のPASです。
したがって、解答欄の 1 が正解となります。
ちなみに
②は柱上変圧器です。
③はVCTです。電力量測定のためのCT,VTです。
④はモールド変圧器です。
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02
本設問の1はPAS:気中負荷開閉器で、選択肢1が答えです。
1.気中負荷開閉器(PAS)
⇨受電設備の敷地内に設置する負荷開閉器で、電力会社と受電設備の責任分界点となります。地絡事故時に他の事業所へ波及しないよう、地絡保護装置としての役割を持っています。
2.柱上変圧器
⇨電信柱の上部へ設置される変圧器です。送電用の6,600Vの電気を一般家庭用の100/200V電圧へ降圧するのに使用されます。
3.電力需供用計器用変成器(VCT)
⇨高圧受電設備における、受電電圧や電流の測定器のため、電気の変成(分圧と分流)を担う機器です。
4.モールド変圧器
⇨絶縁油の代わりにエポキシ樹脂を含浸させた変圧器です。本体中下部にタップ切り替え器があるのが特徴です。
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03
答えは(1)「高圧交流負荷開閉器(PAS)」です。
地絡事故を検出し、高圧交流負荷開閉器を解放する装置です。
2)柱上変圧器
電柱などの柱上に敷設する変圧器です。
3)電力需供用計器用変成器(VCT)
高圧電路の電圧、電流を低電圧、小電流に変成します。
4)モールド変圧器
鉄心、巻線は油入変圧器とほぼ同様ですが、高圧巻線と低圧巻線については各個別にエポキシ樹脂でモールドした変圧器のことです。
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