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第一種電気工事士の過去問 令和4年度(2022年) 午前 一般問題 問9

問題

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図のような電路において、変圧器(6600/210V)の二次側の1線がB種接地工事されている。このB種接地工事の接地抵抗値が10Ω、負荷の金属製外箱のD種接地工事の接地抵抗値が40Ωであった。金属製外箱のA点で完全地絡を生じたとき、A点の対地電圧[V]の値は。ただし、金属製外箱、配線及び変圧器のインピーダンスは無視する。
問題文の画像
   1 .
32
   2 .
168
   3 .
210
   4 .
420
( 第一種 電気工事士試験 令和4年度(2022年) 午前 一般問題 問9 )
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この過去問の解説 (2件)

5

図はとっても複雑ですが、完全地絡が発生しているので、スター結線の抵抗は関係ありません。

関係あるのはEDとEBだけです。210[V]の電圧を5等分して4:1で分け合うだけです。

従って、VA=210*4/5=168[V]となります。

選択肢1. 32

比率を逆に計算すると42になってしまいますが、32にはなりません。

選択肢2. 168

この選択肢が正解となります。

選択肢3. 210

D種接地とB種接地がされているため、この値にはなりません。

選択肢4. 420

D種接地とB種接地がされているため、この値にはなりません。

まとめ

各選択肢の差が大きいため、計算せずに答えが出せるかもしれません。

また、等価回路を描いてみると簡単に解けると思います。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

等価回路を書いて整理することで計算ミスを防げます。

完全地絡なのでEDとEBしか使いません。

電流の流れとしてはA点→ED→EBです。

一つの回路として問題を解きます。

VA点=40/(40+10)=168Vとなります。

選択肢1. 32

誤りです。

選択肢2. 168

正解になります。

選択肢3. 210

誤りです。

選択肢4. 420

誤りです。

まとめ

一見すると難しいですが、正解への近道は等価回路を書いてみることです。

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