第一種電気工事士の過去問
令和4年度(2022年) 午前
一般問題 問37

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問題

第一種 電気工事士試験 令和4年度(2022年) 午前 一般問題 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

「電気設備の技術基準の解釈」において、停電が困難なため低圧屋内配線の絶縁性能を、使用電圧が加わった状態における漏えい電流を測定して判定する場合、使用電圧が200Vの電路の漏えい電流の上限値[mA]として、適切なものは。
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この過去問の解説 (2件)

01

ここでいう「電気設備の技術基準の解釈」は14条のことであり、本件について

「絶縁抵抗測定が困難な場合においては、当該電路の使用電圧が加わった状態における漏洩電流が、1mAであること」と書いてあります。

ややこしいのは、電気設備技術基準で、低圧電路での設ける抵抗値が

「300V超…0.4MΩ、300V以下...0.2MΩ、150V以下…0.1MΩ」という条件があり、数値がよく似ているのでこちらと混同しないように注意ということでしょうか。

選択肢1. 0.1

mAを聞いている問題なので、抵抗値(MΩ)と混同しないように注意。

選択肢2. 0.2

mAを聞いている問題なので、抵抗値(MΩ)と混同しないように注意。

選択肢3. 0.4

mAを聞いている問題なので、抵抗値(MΩ)と混同しないように注意。

選択肢4. 1

こちらが正解となります。

まとめ

簡単な問題ですが、混同だけは注意してください。

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02

過電流遮断器で区切られる電路毎では1mAです。

1000mA=1Aで単位も覚えて置きましょう。

また0.1mAも似ていますがこのような小さな値だとほぼほぼ不適合になりますので現実的ではありません。

選択肢1. 0.1

誤りです。

選択肢2. 0.2

誤りです。

選択肢3. 0.4

誤りです。

選択肢4. 1

正解になります。

まとめ

一般の住宅では4年に一度電気の点検が入ります。

停電をして絶縁測定をするのが基本ですが、停電できない時はクランプメーターで3線一括ではさみこみ漏電電流を1mA以下か調査します。

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