順番に考えていきます。まずはこの電熱器の抵抗を求めます。
P=V2/R ですからR=V2/P=100×100/1000=10[Ω]です。
つぎに、90[V]で使用した場合の電力は
P90=V2/R=90×90/10=810[W]
これを10分間（600秒）使うので
W=810×600=486000[J]=486[kJ]
こちらは誤りです。
こちらは誤りです。
こちらが正解になります。
一見、下一桁が０なので正しいように見えますが、[J]-＞[kJ]換算しているので0はなくなります。
「電熱器の抵抗の温度による変化は無視する」とあるので、100Vで使用しても90Vで使用しても、抵抗は一緒である。あれ？抵抗って与えられていないよな、じゃあ求めよう。
と考えると解けます。問題から与えられていないが求められる数値がないか確認しましょう。
この問題の解き方はP=I2R=V2/RとＷ＝Ptの2つの公式を用いて答えを導きます。
P=V2/RをWに代入し整理するとW=486kJとなります。
tの単位はs(秒)なので間違わないようにします。
計算ミスをしたとしてもこの答えは出ません。
計算ミスをしたとしてもこの答えは出ません。
正解になります。
計算ミスをしたとしてもこの答えは出ません。
こういった問題は簡単に解くことができますが、公式を使う際には単位に気を付けて使用してください。
