第一種電気工事士の過去問
令和4年度(2022年) 午後
配線図問題 問2
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問題
第一種 電気工事士試験 令和4年度(2022年) 午後 配線図問題 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
図は、三相誘導電動機を、押しボタンの操作により始動させ、タイマの設定時間で停止させる制御回路である。この図の矢印で示す5箇所に関する各問いには、4通りの答えが書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
〔注〕図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
②で示す部分に使用される接点の図記号は。
〔注〕図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
②で示す部分に使用される接点の図記号は。
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この過去問の解説 (2件)
01
タイマの設定時間で停止させる制御なので、TLR(Time Lag Relay)に一定時間電流が流れた後、回路が切れる必要があります。なので②はブレーク接点で限時動作瞬時復帰である必要があります。
メーク接点なので誤りです。
こちらがブレーク接点で限時動作瞬時復帰なので正しいです。
瞬時動作のメーク接点なので誤りです。
瞬時動作なので誤りです。
過去問を確認する限り瞬時動作の接点が正答になったことはなさそうですが、どのような動作になるのかは抑えておきましょう。
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02
この回路の動作順序を説明します。
題意よりタイマ設定で停止する回路とあります。
押しボタンを押すとコイルMC(回路図の下の四角のもの)まで電気が流れる。
③のMCが閉じて自己保持ができあがる。
④のTLRコイルに流れる。
時間が経てば②のTLRが開放され停止される。
この順序となります。
そのためTLRはB(ブレーク)接点でなければなりません。
a(メーク)接点のため誤りです。
b接点で限時動作瞬時復帰のため正解になります。
a(メーク)接点のため誤りです。
b接点で瞬時動作限時復帰のため誤りです。
動作の流れを意識して回路を読みときましょう。
回路の見方は左側から右側へ見ていきます。
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