第一種電気工事士の過去問
令和4年度(2022年) 午後
配線図問題 問8

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問題

第一種 電気工事士試験 令和4年度(2022年) 午後 配線図問題 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、高圧受電設備の単線結線図である。この図の矢印で示す5箇所に関する各問いには、4通りの答えが書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
〔注〕図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。

③に設置する機器の図記号は。
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この過去問の解説 (2件)

01

回路を見るとZPDがついていますので地絡方向継電装置(DGR)になります

選択肢1. 解答選択肢の画像

GR(地絡継電器)なので誤りです。

選択肢2. 解答選択肢の画像

接地記号がついていないので誤りです。

選択肢3. 解答選択肢の画像

過電流継電器の不等号が異なる装置なので誤りです。

選択肢4. 解答選択肢の画像

DGR(地絡方向継電器)なので正しいです。

まとめ

GRとDGRの違いについて理解しておく必要があります。

参考になった数11

02

ZPDとZCTから配線がきているため地絡方向継電器(DGR)が正解になります。

ZCTのみの場合地絡継電器になります。

選択肢1. 解答選択肢の画像

地絡継電器なので誤りです。

選択肢2. 解答選択肢の画像

接地記号がついていないので誤りです。

選択肢3. 解答選択肢の画像

不等号が逆であれば過電流継電器、Iの記号がVであれば不足電圧継電器となるため誤りです。

選択肢4. 解答選択肢の画像

正解になります。

まとめ

方向付の場合ZCTで零相電流を、ZPDで零相電圧を検出し、事故点の方向を検出します。

そのため構外での地絡事故の場合動作しないようになっています。

ただの地絡継電器の場合、検出がZCTのみなので他の高圧需要家の事故を検出し作動する「もらい事故」があります。

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