第一種電気工事士 過去問
令和5年度（2023年） 午前
問16 (一般問題 問16)

「受電した電気と常時連系した発電システム」とは、再生可能エネルギーや分散型電源を電力会社の電力網と常に連系して運転するシステムのことを指すため、コージェネレーションシステムとは異なります。

不正解です。

冒頭の解説通り、こちらが正解です。

「深夜電力を利用した発電システム」とは、深夜に安価な電力を使ってエネルギーを蓄え、昼間の電力需要が高い時間帯にそのエネルギーを使用する仕組みです。

よって不正解です。

工場や発電所などで排出される、煙や粉塵を取り除くために使用される装置を、電気集じん装置といいます。

この装置の技術を利用した発電システムの開発が進んでいますが、コージェネレーションシステムとは異なるので不正解です。

電力会社の送電網や配電網に接続された発電システムのことです。自家用太陽光発電システムなどの例があります。異なる系統を連系することによって、エネルギー利用効率の向上を図ります。

正解です。

蓄電池を用いて、発電した電力を無駄にしないシステムと思われます。深夜は電気の需要が減るので、深夜電力を蓄電池にためておくと、エネルギーの有効利用につながります。

電気集塵機は、火力発電所などで、粉塵を取り除くために設置されています。この電気集塵機から発生する熱や振動のエネルギーを電気エネルギーに変換して回収し、発電所の効率向上に寄与するシステムです。