第一種電気工事士 過去問
令和6年度(2024年)
問34 (一般問題 問34)
問題文
⑤の高圧屋内受電設備の施設又は表示について、「電気設備の技術基準の解釈」で示されていないものは。

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問題
第一種電気工事士試験 令和6年度(2024年) 問34(一般問題 問34) (訂正依頼・報告はこちら)
⑤の高圧屋内受電設備の施設又は表示について、「電気設備の技術基準の解釈」で示されていないものは。

- 出入口に火気厳禁の表示をする。
- 出入口に立ち入りを禁止する旨を表示する。
- 出入口に施錠装置等を施設して施錠する。
- 堅ろうな壁を施設する。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は、高圧屋内受電設備における表示や施設について、「電気設備の技術基準の解釈」で規定されていない事項を選ぶ形式です。高圧受電設備では、設備の安全性を確保し、危険を周知するための表示や施設が法的に定められていますが、今回の問題ではそれらの基準外の内容を見抜くことが求められます。
「電気設備の技術基準の解釈」では、高圧屋内受電設備の出入口に火気厳禁の表示を行う規定はありません。このため、この記述は基準外であり、不適切です。
この選択肢は正解です。
高圧屋内受電設備では、無関係な人の立ち入りを防ぐため、出入口に「立ち入り禁止」の表示を行うことが技術基準で定められています。この記述は基準に適合しています。
この選択肢は不正解です。
高圧屋内受電設備では、施錠装置を設置して設備内への侵入を防止することが規定されています。この記述は基準に適合しています。
この選択肢は不正解です。
高圧屋内受電設備の設備区画には、火災や異常時の被害拡大を防止するため、堅ろうな壁を設置することが求められています。この記述は基準に適合しています。
この選択肢は不正解です。
高圧屋内受電設備の設置や表示については、「電気設備の技術基準の解釈」に基づき、以下のポイントが重要です。
1.安全性確保のための規定
・ 出入口には「立ち入り禁止」の表示を行う。
・施錠装置を設置し、無関係者の侵入を防止する。
・設備区画には堅ろうな壁を設置して、火災や事故時の被害を最小限に抑える。
2.法的基準に含まれない表示
・「火気厳禁」の表示は明確に規定されておらず、基準外の内容とされています。
3.基準外の記述に注意する練習
問題文に「規定されていないものを選べ」とある場合、通常の設置基準を逆に考える必要があります。この種の問題では、基準を よく理解していることが重要です。
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02
電気設備の技術基準の解釈(20241004保局第1号、以下電技解釈という) は、その第38条で、発電所等への取扱者以外の者の立入の防止の方法を規定しています。
火気厳禁の表示は、電技解釈に示されていません。
電技解釈は、第38条第1項第三号で、機械器具等を屋外に施設する発電所等は構内の
と規定し、第38条第2項第二号で、機械器具等を屋内に施設する発電所等についても、この規定に準じることとしています。
電技解釈は、第38条第1項第四号で、機械器具等を屋外に施設する発電所等構内の
と規定し、第38条第2項第二号で、機械器具等を屋内に施設する発電所等についても、この規定に準じることとしています。
電技解釈は、第38条第2項第一号で、機械器具等を屋内に施設する発電所について、「堅牢な壁を設ける」か「さく、へい等を設ける」こととしています。
発電所等への取扱者以外の者の立入の防止に関する「電気設備の技術基準の解釈」の規定について、本問の内容をまとめておきます。
1. 出入口に施錠装置等を施設し、立入禁止の旨を表示する。
2. 堅牢な壁かさく、へい等を施設する。
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03
高圧受電設備は危険な設備です。
電気の知識がない人が侵入して感電してしまうことのないよう、
危険であることを表示し、
扉を施錠し、堅ろうな壁またはさく・塀を設けなければなりません。
こちらの記載はございません。
よってこちらが正解になります。
こちらの記載はございます。
通常、高圧受電設備内へは、取扱者以外が容易に立ち入ることができないようにしなければいけません。
よって正しい。
こちらの記載はございます。
通常、高圧受電設備内へは、取扱者以外が容易に立ち入ることができないようにしなければいけません。
よって正しい。
こちらの記載はございます。
取扱者が容易に立ち入ることができないよう堅ろうな壁、又はさく、塀が必要となります。
よって正しい。
覚えていれば解ける問題でありますが、高圧屋内受電設備は危険な設備であると認識していれば、消去法でも解けると思います。
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