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2級土木施工管理技術の過去問 平成29年度(前期) 土木 問9

問題

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既製杭の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
打撃工法は、既製杭の杭頭部をハンマで打撃して地盤に貫入させるものである。
   2 .
中掘り杭工法は、既製杭の中空部をアースオーガで掘削しながら杭を地盤に貫入させていくものである。
   3 .
バイブロハンマ工法は、振動機を既製杭の杭頭部に取り付けて地中に貫入させるものである。
   4 .
プレボーリング杭工法は、杭径より小さな穴を地盤にあけておき、その中に既製杭を機械で貫入させるものである。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度(前期) 土木 問9 )
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この過去問の解説 (3件)

54
正解は「4」です。
プレボーリング杭工法は、
杭径より大きな穴を地盤にあけておき、
その中に既製杭を機械で貫入させるものです。

1.
打撃杭工法とは、油圧ハンマーによる打込み工法で、
施工地盤面から支持力発現深度まで打撃貫入する工法です。

2.
中掘り工法とは、杭の中空部にスパイラルオーガを通して、
杭先端から地盤を掘削しながら杭を打設していく工法です。
杭の打設と地盤の掘削が同時進行で行うことができ、施工期間の短縮ができます。

3.
バイブロハンマ工法は、起振機で発生する上下方向の起振力を杭に伝達させ、
杭の周面摩擦力や先端抵抗力を動的に低減して打設する工法です。

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46
1)適当です。
打撃工法は主にディーゼルハンマ、ドロップハンマなどの杭打機により既製杭に衝撃を与えて地盤に打ち込む方法です。
あらかじめ地盤を掘削せずに打撃のみで既製杭を打ち込むので安定した支持力を得られますが、砂層や粘土層では層を貫通できずに杭が破壊する可能性があります。
また、打撃により大きな騒音振動が発生するため住宅街などの施工には適していません。

2)適当です。
中掘杭工法は、杭の中空部にアースオーガやバケットを入れて先端部を掘削しながら支持地盤まで圧入する方法です。
杭体に孔壁を保護する役割があり、最終打撃方式、セメントミルク方式、コンクリート打設方式があります。

3)適当です。
バイブロハンマ工法は直接打撃工法の一つで、上下方向に強制振動力を発生させ、その振動力で杭や矢板を貫入させる工法です。
根入れ地盤の抵抗を軽減させ、杭だけでなくコンクリート製や鋼製の矢板も打ち込めて振動や騒音も軽度で済みますが、環境や地盤条件、施工対象杭によりハンマを変える必要があります。

4)適当ではありません。
プレボーリング杭工法はあらかじめスパイラルオーガなどの掘削機械によってボーリングを行い、地盤に杭よりも大きな直径の孔を掘削して既製杭を建て込んで根固めを行う工法です。
掘削してから打ち込むので杭の破壊などを軽減、打撃工法よりは騒音振動は低くなります。しかしその反面支持力は劣り、排土の処理も発生します。

32
この問題の解説

正解は 4 です。

杭径より大きな穴を地盤にあけ、既製杭を機械で貫入させるものです。

その他の選択肢は下記の通りです。

1.=杭頭を油圧ハンマなどで打撃で貫入し支持力を発現させる。施工費が安く経済的です。

2.=杭の自重または圧入により支持層まで沈設する工法です。

3.=振動を与え周面摩擦抵抗の低減を図り貫入する工法です。

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