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2級土木施工管理技術の過去問 平成29年度(前期) 鋼構造物塗装 問71

問題

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下塗り塗料に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
   1 .
鉛・クロムフリーさび止めペイントは、合成樹脂ワニスを主成分とする一液形さび止め塗料であり、防せい顔料及びドライヤーに鉛・クロムなどの有害重金属を使用していない。
   2 .
変性エポキシ樹脂塗料下塗りは、塩化ゴム系塗料を変性して密着性を向上させた塗料で、十分に乾燥した塗膜であれば、フタル酸樹脂塗料塗膜の上にも塗り重ねることができる。
   3 .
超厚膜形エポキシ樹脂塗料は、粘度が高く作業性が良くないが、エアレススプレー塗りで厚く塗付できるので大面積の塗装に適用される。
   4 .
エポキシ樹脂塗料下塗りは、防せい力の強いジンクリッチペイントと組み合せて用いられ、主剤と硬化剤からなる二液形塗料で縮合重合反応によって塗膜を乾燥する。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度(前期) 鋼構造物塗装 問71 )
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この過去問の解説 (3件)

10
1)適当です。
鉛・クロムフリーさび止めペイントは、人体に深刻な影響を及ぼす鉛やクロム化合物を使用せず、1種は有機溶剤を、2種は主に水を揮発成分としています。

2)適当ではありません。
変性エポキシ樹脂塗料はクロマンインデン樹脂や石油樹脂などの石油石炭系樹脂を変性させてエポキシ樹脂としたもので着色も可能になり、それまで使用されていたタールエポキシ樹脂塗料は黒色で健康被害が懸念されたために新たに開発されたものです。


3)適当ではありません。
超厚膜形エポキシ樹脂塗料は、エアレススプレーを使用した塗装で2~5mmと厚く塗付できますが、稼働時間が一回につき20~40分と短く、また1平米を塗装するのに2~3分かかります。
塗装作業が終了するまでに未塗装のブラスト面にさびが戻ることもあるため、大面積の塗装にはあまり向いていません。

4)適当ではありません。
主剤がエポキシ樹脂塗料の場合、組み合わせて用いられるのはジンクリッチペイントではなく、脂肪酸ポリアミンや芳香族アミンなど活性水素を持つ硬化剤です。

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5
1〇
鉛・クロムフリーさび止めは長期にわたる屋外での防食性を求められている塗料です。
1種は有機溶剤を揮発成分とする液状・自然乾燥形のさび止め塗料。
2種は水を主要な揮発成分とする液状・自然乾燥形のさび止め塗料。
となっています。

変形エポキシ樹脂は、エポキシ樹脂に変性樹脂を加えたり樹脂骨格を変えたりした塗料です。変性することにより、一液での仕様が可能となったり、内部応力の緩和やサビ層への浸透性の向上など、特徴が付加されます。

超厚膜形エポキシ樹脂塗料は、エアレススプレーでは粘度を低くするなど調整します。

エポキシ樹脂塗料下塗りはジンクリッチプライマーで処理します。

4
1)正解です。
上記の通り、鉛、クロムフリーさび止めペイントは合成樹脂ワニスを主成分とする一液型さび止め塗料です。防せい顔料、ドライヤーに鉛、クロムなど有害重金属を使用してません。
2)間違いです。
変性エポキシ樹脂はエポキシ樹脂に対し、変性樹脂、樹脂骨格を変えた樹脂を用いた塗料です。サビ層への浸透性の向上等の効果があります。しかし、フタル酸樹脂塗料塗膜の上には塗り重ねができません。
3)間違いです。
超厚膜型エポキシ樹脂塗料は施工性が良く工期短縮、防食性の向上を図れます。
4)間違いです。
エポキシ樹脂塗料下塗りはジンクリッチペイントとは組み合わせないです。

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