2級土木施工管理技術の過去問
平成30年度(前期)
土木 問60
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度(前期) 土木 問60 (訂正依頼・報告はこちら)
建設工事の舗装作業における地域住民への生活環境の保全対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 締固め作業でのアスファルトフィニッシャには、バイブレータ方式とタンパ方式があり、夜間工事など静かさが要求される場合などでは、タンパ方式を採用する。
- 舗装の部分切取に用いられるカッタ作業では、振動ではなくブレードによる切削音が問題となるため、エンジンルーム、カッタ部を全面カバーで覆うなどの騒音対策を行う。
- 舗装版とりこわし作業にあたっては、破砕時の騒音、振動の小さい油圧ジャッキ式舗装版破砕機、低騒音型のバックホゥの使用を原則とする。
- 破砕物などの積込み作業では、不必要な騒音、振動を避けてていねいに行わなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
夜間工事など静かさが要求される場合などでは、バイブレーター方式が採用されます。
その他の選択肢は下記の通りです。
2.ブレードによる切削音が問題となるため騒音対策を適切に講じます。
3.低騒音型のバックホゥの使用を原則とします。
4.破砕物などの積込み作業では不必要な騒音、振動を避けてていねいに行わなければなりません。
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02
1→ 適当ではありません。アスファルトフィニッシャにはバイブレータを搭載したものとタンパを搭載したものがあります。夜間工事や近隣に病院・学校等がある場合には騒音防止のためバイブレータ方式を採用します。
2→ 適当です。舗装切断作業に使用されるエンジンカッタは切削音による騒音防止のため、エンジンルームやカッタ部を全面カバーで覆います。
3→ 適当です。舗装版とりこわし作業の際には、破砕時の振動や騒音防止のため低騒音・低振動型機械を使用します。
4→ 適当です。破砕物の積み込み作業では、破砕物をトラック等に積み込む際の落下音等をさせないように行います。
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03
タンパ方式は高密度での締固めができますが、上下運動して叩くのでバイブレータ方式に比べると騒音、振動が大きくなります。
2×
コンクリートカッターは、国土交通省が定める低騒音建設機械に指定されています。
3×
バックホゥは、国土交通省が定める低騒音建設機械に指定されています。
4×
高いところから落とすと騒音も大きくなるためできるだけ、丁寧に行う必要があります。騒音対策が必要であれば、防音パネルなどの設置も検討します。
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