2級土木施工管理技術の過去問
令和3年度(前期)
土木5 問165
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度(前期) 土木5 問165 (訂正依頼・報告はこちら)
工程表の種類と特徴に関する下記の文章中の( )の( イ )から( ニ )に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。
・( イ )は、縦軸に作業名を示し、横軸にその作業に必要な日数を棒線で表した図表である。
・( ロ )は、縦軸に作業名を示し、横軸に各作業の出来高比率を棒線で表した図表である。
・( ハ )工程表は、各作業の工程を斜線で表した図表であり、( ニ )は、作業全体の出来高比率の累計をグラフ化した図表である。
・( イ )は、縦軸に作業名を示し、横軸にその作業に必要な日数を棒線で表した図表である。
・( ロ )は、縦軸に作業名を示し、横軸に各作業の出来高比率を棒線で表した図表である。
・( ハ )工程表は、各作業の工程を斜線で表した図表であり、( ニ )は、作業全体の出来高比率の累計をグラフ化した図表である。
- イ:ガントチャート ロ:出来高累計曲線 ハ:バーチャート ニ:グラフ式
- イ:ガントチャート ロ:出来高累計曲線 ハ:グラフ式 ニ:バーチャート
- イ:バーチャート ロ:ガントチャート ハ:グラフ式 ニ:出来高累計曲線
- イ:バーチャート ロ:ガントチャート ハ:バーチャート ニ:出来高累計曲線
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この過去問の解説 (3件)
01
バーチャート工程表の特徴は、横軸が「日時」を表していることです。
ガントチャート工程表の特徴は、横軸が「進捗率」を表していることです。
いつ着手する作業なのかを把握するにはバーチャート、作業自体の進捗を把握するにはガントチャートを使用します。
グラフ式工程表は、バーチャート工程表とガンチャート工程表を
組み合わせた工程表となり、表の縦軸には進捗率を、横軸に日時を記載します。
2種類の工程表のメリットを享受できますが、慣れるまでに時間がかかります。
出来高累計曲線も、縦軸に進捗率を、横軸に日時を記載する工程表です。
現場で見かけることの多い工程表の1つですが、
工程管理曲線やバナナ曲線、Sカーブなど様々な別名があるため、注意しましょう。
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02
現場の工程管理に使用する工程表についての問題です。工程表には様々な種類があり、全て覚えるのは大変なので、代表的なものだけでもしっかりと特徴を覚えておきましょう。
縦軸に作業名を示し、横軸にその作業に必要な日数を棒線で表した図表をバーチャートと呼びます。各工程がいつ始まり、いつ終わるかが明確で分かりやすく、簡単に作成・修正が可能です。反面、工事の進捗確認はできず複雑な工事には不向きです。
縦軸に作業名を示し、横軸に各作業の出来高比率を棒線で表した図表をガントチャートと呼びます。各作業の進捗状況が一目で分かりますが、作業がいつ始まり、いつ終わるかが分かりにくいです。
縦軸に作業の出来高比率(%)、横軸に日数を表し、斜線グラフで表したものをグラフ式工程表と呼びます。工期や進捗率が一目でわかる、バーチャートとガントチャートの良いとこどりをしたような工程表ですが、作成に時間がかかります。
作業全体の出来高比率の累計をグラフ化した図表を出来高累計曲線と呼び、縦軸に進捗率、横軸は日付を表します。その形からバナナ曲線とも呼ばれます。計画に対する全体の進捗状況を一目で確認できますが、作業1つ1つの進捗は把握できません。
全ての種類の工程表を把握するのは大変なため、使用頻度の高いバーチャート、ガントチャート、ネットワーク工程表あたりの特徴は最低限押さえておきましょう。また、グラフ式工程表と出来高累計曲線の特徴を知らなくても、「各作業の工程を斜線で表した図表」とあるところに出来高累計曲線の選択は入らないと判断できます。
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03
バーチャートとガントチャートは横線式工程表と呼ばれます。
縦軸に工種分けを行うため、確認が行いやすいです。
また、グラフ式工程表は横軸に工期、縦軸に出来形比率を取ることで
工事の予定・実績の差を一目で確認できます。
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