2級土木施工管理技術の過去問
令和3年度(前期)
土木5 問164
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度(前期) 土木5 問164 (訂正依頼・報告はこちら)
建設機械の作業能力・作業効率に関する下記の文章中の( )の( イ )から( ニ )に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。
・建設機械の作業能力は、単独、又は組み合わされた機械の( イ )の平均作業量で表す。また、建設機械の( ロ )を十分行っておくと向上する。
・建設機械の作業効率は、気象条件、工事の規模、( ハ )等の各種条件により変化する。
・ブルドーザの作業効率は、砂の方が岩塊・玉石より( ニ )。
・建設機械の作業能力は、単独、又は組み合わされた機械の( イ )の平均作業量で表す。また、建設機械の( ロ )を十分行っておくと向上する。
・建設機械の作業効率は、気象条件、工事の規模、( ハ )等の各種条件により変化する。
・ブルドーザの作業効率は、砂の方が岩塊・玉石より( ニ )。
- イ:時間当たり ロ:整備 ハ:運転員の技量 ニ:大きい
- イ:施工面積 ロ:整備 ハ:作業員の人数 ニ:小さい
- イ:時間当たり ロ:暖機運転 ハ:作業員の人数 ニ:小さい
- イ:施工面積 ロ:暖機運転 ハ:運転員の技量 ニ:大きい
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
正解は「1」です。
作業能力算定の基本式は、一般的に時間当たり作業量として下式で表されます。
Q=q・n・f・E,
Q:時間当たり作業量
q:1作業サイクル当りの標準作業量
n:時間当たりの作業サイクル数
f:土量換算係数
E:作業効率
所定の作業量を実行するに当たり、建設機械の整備をきちんと行う必要があります。
また、建設機械の操縦士の技量にも依存することを把握しておく必要があります。
参考になった数14
この解説の修正を提案する
02
建設機械に関する設問ですが、文章をよく読めばおのずと入るワードも想像がつくと思います。こういった問題で取りこぼしがないよう、文章をよく読み問題を解いてみましょう。
建設機械の作業能力は、時間当たりの作業量で表します。土工などだとm3/h単位が一般的です。施工面積あたりでは算出できないものもあるので不適当です。
建設機械の作業能力向上には、整備を十分に行っておくことが必要です。整備が不十分で故障などが発生すると効率が下がります。暖機運転も冬場は効果があるかもしれませんが答えとしては不適当です。
建設機械の作業能力は運転員の技量にも左右されます。近年はICT対応機械の普及により昔ほど技量の差は出にくくなりましたが、全ての工事でICTを適用できるわけではなく、運転員の能力で差がでるケースも多いです。
ブルドーザの作業効率は、砂の方が岩塊・玉石より大きいです。色々な大きさがあり積み込む際の空隙が大きい岩塊・玉石より、粒形が小さく空隙も少ない砂のほうがたくさんすくえる(作業効率が良い)ことが想像できるかと思います。
選択に迷う箇所があっても、他の箇所がわかれば答えは絞れます。知識を問われる問題ではないので、落ち着いて考えれば正解は導けると思います。
参考になった数8
この解説の修正を提案する
03
1が正答です。
建設機械の作業能力は、時間当たりの平均作業量で表します。
また、機械の整備を行っておくことで、作業能力の向上が見込めます。
建設機械の作業効率は、気象条件や規模だけでなく、運転員の技量なども影響します。
また、ブルドーザの作業効率は、砂の方が岩塊・玉石より大きくなります。
参考になった数6
この解説の修正を提案する
前の問題(問163)へ
令和3年度(前期)問題一覧
次の問題(問165)へ