2級土木施工管理技術の過去問
令和3年度(後期)
土木 問55
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度(後期) 土木 問55 (訂正依頼・報告はこちら)
建設機械の走行に必要なコーン指数に関する下記の文章中の( )の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。
・建設機械の走行に必要なコーン指数は、( イ )より( ロ )の方が小さく、( イ )より( ハ )方が大きい。
・走行頻度の多い現場では、より( ニ )コーン指数を確保する必要がある。
・建設機械の走行に必要なコーン指数は、( イ )より( ロ )の方が小さく、( イ )より( ハ )方が大きい。
・走行頻度の多い現場では、より( ニ )コーン指数を確保する必要がある。
- イ:ダンプトラック ロ:自走式スクレーパ ハ:超湿地ブルドーザ ニ:大きな
- イ:普通ブルドーザ(21t級) ロ:自走式スクレーパ ハ:ダンプトラック ニ:小さな
- イ:普通ブルドーザ(21t級) ロ:湿地ブルドーザ ハ:ダンプトラック ニ:大きな
- イ:ダンプトラック ロ:湿地ブルドーザ ハ:超湿地ブルドーザ ニ:小さな
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この過去問の解説 (3件)
01
正答(適当なもの)は3です。
コーン指数は数字が小さいほど柔らかい土です。
反対に数字が大きいほど地盤がしっかりしていて走行し易いといえます。
走行に必要なコーンは
超湿地ブルドーザー < 普通ブルドーザ(21t級)< ダンプトラック
の順になります。
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02
正解は「3」です。
走破可能なコーン指数は以下のとおりです。コーン指数が大きい地盤ほど走行性が良いです。
普通ブルドーザ(21t級):700 kN/m2
超湿地ブルドーザ:200 kN/m2
湿地ブルドーザ:300 kN/m2
ダンプトラック:1200 kN/m2
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03
1)適当ではありません
建設機械の走行に必要なコーン指数はそれぞれ、ダンプトラックでは1,200kN/㎡以上、自走式スクレーパでは1,000kN/㎡以上、超湿地ブルドーザでは200kN/㎡以上とされています。
(イ)のダンプトラックよりも(ロ)の自走式スクレーパの方がコーン指数は小さいので、関係性は合っており正解ですが、ダンプトラックよりも超湿地ブルドーザの方がコーン指数は小さいので(ハ)の超湿地ブルドーザというのは不正解となります。
コーン指数は地盤の強さを表すもので、数値が大きいほど地盤が締め固まり走行性が大きいとされています。走行頻度の多い現場では、よりコーン指数が大きい方が良いとされているので、(ニ)は「大きな」が当てはまります。
2)適当ではありません
建設機械の走行に必要なコーン指数はそれぞれ、21t級の普通ブルドーザでは700kN/㎡以上、自走式スクレーパでは1,000kN/㎡以上、ダンプトラックでは1,200kN/㎡以上とされています。
(イ)の普通ブルドーザ(21t級)よりも(ロ)自走式スクレーパの方がコーン指数が大きいので、この設問はすでに不正解となります。
また、(イ)の普通ブルドーザ(21t級)よりダンプトラックの方がコーン指数が大きく、こちらの(ハ)のダンプトラックは正解となります。
コーン指数は地盤の強さを表すもので、数値が大きいほど地盤が締め固まり走行性が大きいとされています。走行頻度の多い現場では、よりコーン指数が大きい方が良いとされているので、(ニ)は「大きな」が当てはまり、「小さな」は間違いとなります。
3)適当です
建設機械の走行に必要なコーン指数はそれぞれ、21t級の普通ブルドーザでは700kN/㎡以上、湿地ブルドーザでは300kN/㎡以上、ダンプトラックでは1,200kN/㎡以上とされています。
普通ブルドーザよりも湿地ブルドーザの方がコーン指数が小さいので、(イ)は「普通ブルドーザ(21t級)」、(ロ)は「湿地ブルドーザ」となります。また、普通ブルドーザよりもダンプトラックの方がコーン指数が大きいので(ハ)は「ダンプトラック」となります。
コーン指数は地盤の強さを表すもので、数値が大きいほど地盤が締め固まり走行性が大きいとされています。走行頻度の多い現場では、よりコーン指数が大きい方が良いとされているので、(ニ)は「大きな」が当てはまります。
4)適当ではありません
建設機械の走行に必要なコーン指数はそれぞれ、ダンプトラックでは1,200kN/㎡以上、湿地ブルドーザでは300kN/㎡以上、超湿地ブルドーザでは200kN/㎡以上とされています。
(イ)のダンプトラックより(ロ)の湿地ブルドーザの方がコーン指数は小さいので、この関係性は合っており正解ですが、ダンプトラックよりも超湿地ブルドーザの方がコーン指数は小さいので(ハ)の超湿地ブルドーザは不正解となります。
コーン指数は地盤の強さを表すもので、数値が大きいほど地盤が締め固まり走行性が大きいとされています。走行頻度の多い現場では、よりコーン指数が大きい方が良いとされているので、(ニ)は「大きな」が当てはまり、「小さな」は間違いとなります。
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