2級土木施工管理技術の過去問
令和3年度(後期)
土木 問57
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度(後期) 土木 問57 (訂正依頼・報告はこちら)
下図のネットワーク式工程表について記載している下記の文章中の( )の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして、正しいものは次のうちどれか。
ただし、図中のイベント間のA〜Gは作業内容、数字は作業日数を表す。
・( イ )及び( ロ )は、クリティカルパス上の作業である。
・作業Bが( ハ )遅延しても、全体の工期に影響はない。
・この工程全体の工期は、( ニ )である。
ただし、図中のイベント間のA〜Gは作業内容、数字は作業日数を表す。
・( イ )及び( ロ )は、クリティカルパス上の作業である。
・作業Bが( ハ )遅延しても、全体の工期に影響はない。
・この工程全体の工期は、( ニ )である。
- イ:作業C ロ:作業D ハ:1日 ニ:18日
- イ:作業B ロ:作業D ハ:2日 ニ:19日
- イ:作業C ロ:作業F ハ:1日 ニ:19日
- イ:作業B ロ:作業F ハ:2日 ニ:18日
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この過去問の解説 (3件)
01
正答(正しいもの)は3です。
このネットワーク工程表ではクリティカルパスはA→C→F→Gで全部足すと19日となります。
作業B(4日)の終了日が作業Cの終了する5日目までに終わればよいので1日の余裕があります。
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02
正解は「3」です。
クリティカルパスは、必ず通る最長日数のルートになります。
BとCのルートはCの日数に依存します。
B→Dのルートは9日かかるのに対し、C→Fのルートは13日かかります。
⑤からの作業は全ての作業を完遂してからの作業になるため、C→Fのルートがクリティカルパスとなります。
よって、工期は3+5+8+3=19日となります。
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03
このネットワーク式工程表の矢印は作業、丸で囲まれた数字は結合点(イベント)で主要的な作業の順番を表しています。
破線の矢印は所要時間がゼロの「ダミー」と呼ばれるものです。
1)誤りです
矢印上に記載されているアルファベットは工事を完了させるために必要な主要作業を表しているので、作業Cや作業Fはクリティカルパス上の作業に含まれます。
よって(イ)の作業Cと(ロ)の作業Dは正解となります。
このクリティカルパスだと作業Aを終えた後は作業BとCを同時に開始し、両方を完了させてから作業Eと作業Fを開始することができます。作業Bは所要日数4日、作業Cは所要日数5日を要するので、作業Bが1日遅延しても全体的な工程に遅れは生じません。
よって(ハ)の1日は正解となります。
この工程全体の工期は、
作業A(3日)+作業C(5日)+作業F(8日)+作業G(3日)=19日
となります。
よって(ニ)の18日は不正解となります。
2)誤りです
矢印上に記載されているアルファベットは工事を完了させるために必要な主要作業を表しているので、作業Cや作業Fはクリティカルパス上の作業に含まれます。
よって(イ)の作業Bと(ロ)の作業Dは正解となります。
このクリティカルパスだと作業Aを終えた後は作業BとCを同時に開始し、両方を完了させてから作業Eと作業Fを開始することができます。作業Bは所要日数4日、作業Cは所要日数5日を要するので、作業Bが1日遅延しても全体的な工程に遅れは生じません。しかし、2日遅延すると作業Bの所要日数は6日となり、5日で終了する作業Cよりも工期が伸びて全体的な工程に遅れが生じてしまいます。
よって(ハ)の2日は不正解となります。
この工程全体の工期は、
作業A(3日)+作業C(5日)+作業F(8日)+作業G(3日)=19日
となります。
よって(ニ)の19日は正解となります。
3)正しいです
矢印上に記載されているアルファベットは工事を完了させるために必要な主要作業を表しているので、作業Cや作業Fはクリティカルパス上の作業に含まれます。
よって(イ)の作業Cと(ロ)の作業Fは正解となります。
このクリティカルパスだと作業Aを終えた後は作業BとCを同時に開始し、両方を完了させてから作業Eと作業Fを開始することができます。作業Bは所要日数4日、作業Cは所要日数5日を要するので、作業Bが1日遅延しても全体的な工程に遅れは生じません。
よって(ハ)の1日は正解となります。
この工程全体の工期は、
作業A(3日)+作業C(5日)+作業F(8日)+作業G(3日)=19日
となります。
よって(ニ)の19日は正解となります。
4)誤りです
矢印上に記載されているアルファベットは工事を完了させるために必要な主要作業を表しているので、作業Cや作業Fはクリティカルパス上の作業に含まれます。
よって(イ)の作業Bと(ロ)の作業Fは正解となります。
このクリティカルパスだと作業Aを終えた後は作業BとCを同時に開始し、両方を完了させてから作業Eと作業Fを開始することができます。作業Bは所要日数4日、作業Cは所要日数5日を要するので、作業Bが1日遅延しても全体的な工程に遅れは生じません。しかし、2日遅延すると作業Bの所要日数は6日となり、5日で終了する作業Cよりも工期が伸びて全体的な工程に遅れが生じてしまいます。
よって(ハ)の2日は不正解となります。
この工程全体の工期は、
作業A(3日)+作業C(5日)+作業F(8日)+作業G(3日)=19日
となります。
よって(ニ)の18日は不正解となります。
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