2級土木施工管理技術の過去問
令和5年度(後期)
土木 問47
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(後期) 土木 問47 (訂正依頼・報告はこちら)
施工計画作成に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 環境保全計画は、公害問題、交通問題、近隣環境への影響等に対し、十分な対策を立てることが主な内容である。
- 調達計画は、労務計画、資材計画、機械計画を立てることが主な内容である。
- 品質管理計画は、要求する品質を満足させるために設計図書に基づく規格値内に収まるよう計画することが主な内容である。
- 仮設備計画は、仮設備の設計や配置計画、安全衛生計画を立てることが主な内容である。
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この過去問の解説 (3件)
01
施工計画は契約条件に基づき、設計書通りの構造物等を工期内に、経済的にかつ安全につくるための計画です。
適当
環境保全計画は
公害問題・・・騒音・振動・ばい煙・粉じん・水質汚濁・土壌汚染
交通問題・・・工事用車両の通行による沿道障害
近隣環境への影響・・・掘削による近接家屋などへの影響、土砂および排水の流入など
このような影響に対して十分な対策を立てることが内容です。
適当
調達計画は、作業計画の内容を検討し、労務、機械、資材などの調達・使用・輸送計画を立案します。
適当
品質管理計画は、発注者が要求する品質を満足させるために設計図書に基づく規格値内に収まるよう計画することです。
適当でない
仮設備は目的構造物を建設するために必要な工事施設で、設計や配置計画等を立てることです。
安全衛生計画は該当しません。
施工計画については、工事において一番大事な部分となりますのでしっかり覚えておきましょう。
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02
施工計画作成の問題になります。しっかり押さえましょう。
正しいです。環境保全計画は、これは公害、交通、近隣環境への影響などに対する対策を計画することを目的としており、適切な記述です。
正しいです。調達計画には、労務、資材、機械の計画が含まれます。
正しいです。品質管理計画は、要求される品質基準を満たすための計画を立てることが目的であり、適切な記述です。
間違いです。
仮設備計画は、仮設備を基準に合うように施工するための計画となります。安全衛生計画は労働者の安全と健康を確保するための計画となり別物となります。
当設問は、判断に悩むところでありますが、消去法で押さえれば答えられるかと思います。
把握すべきポイントをしっかりと押さえましょう。
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03
少しひっかけ問題だと感じました。
文章をよく読むことが大切です。
正しいです。
環境保全計画は、施工現場で発生する騒音や振動、粉塵などの公害を抑制する対策や、交通の混乱を防ぐための対策、
さらに近隣住民や環境への影響を最小限に抑えるための計画を立てるものです。
正しいです。
調達計画には、必要な労働力や資材、施工に使用する機械を適切に準備し、スケジュール通りに確保するための計画が含まれます。
労務計画、資材計画、機械計画はその主要な要素です。
正しいです。
品質管理計画は、施工で求められる品質を確保するために、設計図書や基準に沿った材料や施工方法を使い、品質管理基準に従った計画を立てることが目的です。
誤りです。
仮設備計画とは、工事に必要な仮設の設備(現場事務所、仮設道路、足場、仮囲いなど)の設計や配置に関する計画のことです。
しかし、安全衛生計画は工事全般として別項目で定める必要があり、仮設備計画に特定して定めません。
施工計画書は、工事を進めるにあたり、最初のとても重要な作業となります。
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